2022年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は「三新食品」の形式で3件の公告(2022年第1号、2022年第2号、2022年第5号)を公布し、新食品原料、新規食品添加物、新規食品接触物質を含む総計75件の新規物質を認可しました。中に、新規食品添加物(使用範囲拡大の申請を含む)は総計32件があります。
また、中国国家衛生健康委員会(NHC) 及び中国国家食品安全リスク評価中心(CFSA)の公開情報によりますと、2022年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は総計72件の新規食品添加物登録申請を受理し、総計45件の新規食品添加物(使用範囲拡大の申請を含む)社会意見募集稿(パブリックコメント)を発表しました。
CIRSは2022年全年中国新規食品添加物の受理状況及び審査認可状況をまとめて紹介します。
1. 2022年全年に登録申請を受理した新規食品添加物(72件)
2022年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は総計72件の新規食品添加物登録申請(使用範囲拡大の申請も含む)を受理しました。全ての受理番号は「卫食添新申字」の形式で示しますので、中国国産か輸入製品か区別できません。
中に、紅麹黄色素は既に2022年3月8日に「不認可」の決定を発行しました。レバウジオシド、ステビオール配糖体、ステビアエキス、6S-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム、セリンプロテアーゼ、ピロリジン-[1,2e]-4H-2,4-ジメチル-1,3,5-ジチアジンは既に2022年8月16日に「不認可」の決定を発行しました。ヌクレオチドは既に2022年9月4日に「不認可」の決定を発行しました。
NO. |
受理時間 |
受理番号 |
名称 |
1 |
2022.01.06 |
卫食添新申字(2022)第0001号 |
カルボキシペプチダーゼ |
2 |
2022.01.10 |
卫食添新申字(2022)第0002号 |
紅麹黄色素 |
3 |
2022.01.30 |
卫食添新申字(2022)第0003号 |
コチニール赤色素 |
4 |
2022.02.11 |
卫食添新申字(2022)第0004号 |
レバウディオサイドA |
5 |
2022.02.11 |
卫食添新申字(2022)第0005号 |
ステビオール配糖体 |
6 |
2022.02.11 |
卫食添新申字(2022)第0006号 |
ステビアエキス |
7 |
2022.02.16 |
卫食添新申字(2022)第0007号 |
ステアリン酸マグネシウム |
8 |
2022.03.03 |
卫食添新申字(2022)第0008号 |
L-アラニン |
9 |
2022.03.07 |
卫食添新申字(2022)第0009号 |
キシラナーゼ |
10 |
2022.03.07 |
卫食添新申字(2022)第0010号 |
アミノペプチダーゼ |
11 |
2022.03.08 |
卫食添新申字(2022)第0011号 |
L-ロイシン |
12 |
2022.03.08 |
卫食添新申字(2022)第0012号 |
L-イソロイシン |
13 |
2022.03.08 |
卫食添新申字(2022)第0013号 |
L-バリン |
14 |
2022.03.21 |
卫食添新申字(2022)第0014号 |
6S-5-メチルテトラ ヒドロ葉酸カルシウム |
15 |
2022.04.02 |
卫食添新申字(2022)第0015号 |
マルトースαアミラーゼ |
16 |
2022.04.26 |
卫食添新申字(2022)第0016号 |
ラクターゼ(β-ガラクトシダーゼ) |
17 |
2022.04.28 |
卫食添新申字(2022)第0017号 |
ホスホリパーゼA2 |
18 |
2022.05.10 |
卫食添新申字(2022)第0018号 |
セリンプロテアーゼ |
19 |
2022.05.10 |
卫食添新申字(2022)第0019号 |
セリンプロテアーゼ |
20 |
2022.05.10 |
卫食添新申字(2022)第0020号 |
キシラナーゼ |
21 |
2022.05.23 |
卫食添新申字(2022)第0021号 |
2-ヘキシルピリジン |
22 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0022号 |
L-シスチン |
23 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0023号 |
L-システイン塩酸塩一水和物 |
24 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0024号 |
L-リジン酢酸塩 |
25 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0025号 |
L-ヒスチジン |
26 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0026号 |
L-トレオニン |
27 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0027号 |
L-システイン塩酸塩 |
28 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0028号 |
L-システイン |
29 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0029号 |
L-フェニルアラニン |
30 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0030号 |
L-リジン塩酸塩 |
31 |
2022.05.26 |
卫食添新申字(2022)第0031号 |
L-ヒスチジン塩酸塩一水和物 |
32 |
2022.05.27 |
卫食添新申字(2022)第0032号 |
ピロリジン-[1,2e]-4H-2,4-ジメチル-1,3,5-ジチアジン |
33 |
2022.06.02 |
卫食添新申字(2022)第0033号 |
D-プシコース3-エピメラーゼ |
34 |
2022.06.09 |
卫食添新申字(2022)第0034号 |
石ミネラルセレン |
35 |
2022.06.13 |
卫食添新申字(2022)第0035号 |
L-セレノメチルセレノシステイン |
36 |
2022.06.13 |
卫食添新申字(2022)第0036号 |
グリチルリチン酸アンモニウム |
37 |
2022.06.13 |
卫食添新申字(2022)第0037号 |
アセスルファムカリウム |
38 |
2022.06.20 |
卫食添新申字(2022)第0038号 |
乳酸マグネシウム |
39 |
2022.06.28 |
卫食添新申字(2022)第0039号 |
酢酸ナトリウム |
40 |
2022.06.28 |
卫食添新申字(2022)第0040号 |
フマル酸 |
41 |
2022.07.04 |
卫食添新申字(2022)第0041号 |
ラクツロース |
42 |
2022.07.04 |
卫食添新申字(2022)第0042号 |
ラクツロース |
43 |
2022.07.06 |
卫食添新申字(2022)第0043号 |
ヌクレオチド |
44 |
2022.07.11 |
卫食添新申字(2022)第0044号 |
スクラロース |
45 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0045号 |
L-セリン |
46 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0046号 |
L-アスパラギン酸 |
47 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0047号 |
L-プロリン |
48 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0048号 |
L-リジンL-グルタミン酸二水和物 |
49 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0049号 |
L-シトルリン |
50 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0050号 |
L-グルタミン酸カリウム一水和物 |
51 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0051号 |
L-グルタミン酸 |
52 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0052号 |
L-グルタミン |
53 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0053号 |
L-リジン-L-アスパラギン酸 |
54 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0054号 |
L-オルニチン塩酸塩 |
55 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0055号 |
N-アセチル-L-システイン |
56 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0056号 |
グリシン |
57 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0057号 |
L-リジン一水和物 |
58 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0058号 |
L-グルタミン酸カルシウム四水和物 |
59 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0059号 |
L-アスパラギン酸マグネシウム二水和物 |
60 |
2022.07.12 |
卫食添新申字(2022)第0060号 |
N-シクロヘキサンスルファミン酸ナトリウム(シクラメート) |
61 |
2022.07.13 |
卫食添新申字(2022)第0061号 |
グリチルリチン酸一カリウム |
62 |
2022.07.13 |
卫食添新申字(2022)第0062号 |
グリチルリチン酸三カリウム |
63 |
2022.07.15 |
卫食添新申字(2022)第0063号 |
リゾホスホリパーゼ |
64 |
2022.07.15 |
卫食添新申字(2022)第0064号 |
酒石酸水素カリウム |
65 |
2022.08.12 |
卫食添新申字(2022)第0065号 |
ビタミンE |
66 |
2022.08.17 |
卫食添新申字(2022)第0066号 |
クチナシ黄色素 |
67 |
2022.08.17 |
卫食添新申字(2022)第0067号 |
リボフラビン |
68 |
2022.08.23 |
卫食添新申字(2022)第0068号 |
L-リジン |
69 |
2022.08.30 |
卫食添新申字(2022)第0069号 |
カードラン |
70 |
2022.09.02 |
卫食添新申字(2022)第0070号 |
冬虫夏草菌菌糸体発酵物 |
71 |
2022.09.05 |
卫食添新申字(2022)第0071号 |
バニリン(発酵法) |
72 |
2022.09.14 |
卫食添新申字(2022)第0072号 |
セルラーゼ |
2. 2022年全年に技術審査を通過して社会意見募集を開始した新規食品添加物(45件)
2022年全年、CFSAの技術審査を通過し、社会意見募集を開始した新規食品添加物は総計45件あります。中に、新規食品工業用酵素製剤は13件あり、新規食品工業用加工助剤は1件あり、使用範囲拡大の食品工業用加工助剤は2件あり、新規食品用香料は1件あり、新規食品栄養強化剤は16件あり、使用範囲、使用量拡大の食品栄養強化剤は4件あり、新規食品添加物は2件あり、使用範囲、使用量拡大の食品添加物は7件あります。
中に、コチニール赤色素、アミノペプチダーゼ、キシラナーゼ、カルボキシペプチダーゼ、ホスホリパーゼA2、ラクターゼ(β-ガラクトシダーゼ)、D-プシコース3-エピメラーゼは2022年に受理された登録申請であり、ほか全ては2021年に受理された登録申請です。(詳しくは2021年新食品添加物登録申請状況のまとめにてご確認ください)
1) 社会意見募集を開始した新規食品工業用酵素製剤(13件)
NO. |
名称 |
由来 |
ドナー |
審査認可状態(2022年年末まで) |
1 |
β-グルカナーゼ β-glucanase |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
2021年9月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0040号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
2 |
プロテアーゼ Protease |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
Alkalihalobacillus clausii |
2021年9月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0039号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
3 |
トレハロース Trehalose |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
2021年9月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0041号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
4 |
ラクターゼ Lactase |
アスペルギルス・ニガー Aspergillus niger |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
2021年11月9日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0053号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年4月15日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
5 |
アミノペプチダーゼ Aminopeptidase |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
2022年3月7日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0010号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
6 |
キシラナーゼ Xylanase |
バシラス・リケニフォルミス Bacillus licheniformis |
バシラス・リケニフォルミス Bacillus licheniformis |
2022年3月7日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0009号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
7 |
カルボキシペプチダーゼ Carboxypeptidase |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
2022年1月6日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0001号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
8 |
デアミナーゼ Deaminase |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
― |
2022年4月30日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0020号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
9 |
プロテアーゼ Protease |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
マルブランケア・スルフレア Malbranchea sulfurea |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
10 |
ホスホリパーゼ A2 Phospholipase A2 |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
アスペルギルス・フミガーツス Aspergillus fumigatus |
2022年4月28日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0017号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
11 |
マルトゲニックアミラーゼ Maltogenic amylase |
サッカロマイセス・セレビシエ Saccharomyces cerevisiae |
ゲオバチルス・ステアロサーモフィルス Geobacillus stearothermophilus |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
12 |
ラクターゼ(β-ガラクトシダーゼ) Lactase(beta-galactosidase) |
Papiliotrema terrestris |
― |
2022年4月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0016号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13 |
D-プシコース3-エピメラーゼ D-psicose 3-epimerase |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
ルミノコッカス sp. CAG55 Ruminococcus sp. CAG55 |
2022年6月2日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0033号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
※ 食品工業用酵素製剤の品質規格要求は「GB1886.174 食品安全国家標準 食品添加剤 食品工業用酵素剤」の規定に合致しなければなりません。
2) 社会意見募集を開始した新規食品工業用加工助剤(1件)
名称 |
機能 |
使用範囲 |
最大使用量(g/kg) |
審査認可状態(2022年年末まで) |
硫化ナトリウム五水和物 |
脱酸剤 脱色剤 沈降剤 |
製塩工程 |
0.065 |
2021年7月7日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0030号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
3) 社会意見募集を開始した使用範囲拡大の食品工業用加工助剤(2件)
名称 |
機能 |
使用範囲 |
審査認可状態(2022年年末まで) |
ジメチルポリシロキサン及びその乳液 |
消泡剤 |
コラーゲンケーシングの加工工程 |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
ステアリン酸マグネシウム |
潤滑剤 離型剤 防粘剤 |
発泡錠の圧縮工程 |
2022年2月16日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0007号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
4) 社会意見募集を開始した新規食品用香料(1件)
名称 |
機能 |
使用範囲 |
最大使用量(g/kg) |
審査認可状態(2022年年末まで) |
2-ヘキシルピリジン |
食品用香料 |
食用香精に調製された後に各種食品に使用(「GB 2760-2014」表B.1の食品類別は除外) |
製造必要性に応じて適量使用 |
2022年5月23日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0021号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
5) 社会意見募集を開始した新規食品栄養強化剤(16件)
NO. |
名称 |
食品分類番号 |
食品名称 |
使用量(g/kg) |
審査認可状態(2022年年末まで) |
1 |
2'-フコシルラクトース(2’-FL) |
01.03.02 |
調製粉ミルク(児童用粉ミルクに限り) |
0.7-2.4 g/L (即食状態で計算。粉末製品は希釈倍数に基づいて使用量を換算) ラクト-N-ネオテトラオース、オリゴガラクトース、オリゴフルクトース、ポリフルクトース、ラフィノースと共に使用する時、該類物質の総量は「≤64.5 g/kg」となる。 |
二回受理された 2021年10月18日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0048号」となる 2021年11月3日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0050号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年4月15日、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
||||
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品 |
||||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
||||
2 |
L-アラニン |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
関連した特殊膳食用食品の標準を参考して執行 |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 (13.01に関わる品種は除外) |
||||
3 |
L-アルギニン塩酸塩 |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
関連した特殊膳食用食品の標準を参考して執行 |
2021年11月16日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0055号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年7月1日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 (13.01に関わる品種は除外) |
||||
4 |
L-Se-メチルセレノシステイン |
「GB 14880 食品安全国家標準 食品栄養強化剤使用標準」に定める「セレン」の状況と一致 |
2022年6月13日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0035号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
||
5 |
L-システイン |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0028号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
6 |
L-システイン塩酸塩一水和物 |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0023号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
7 |
L-システイン塩酸塩 |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0027号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
8 |
L-シスチン |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0022号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
9 |
L-ヒスチジン |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0025号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
10 |
L-ヒスチジン塩酸塩一水和物 |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0031号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
11 |
L-リシン塩酸塩 |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0030号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
12 |
L-リシン酢酸塩 |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0024号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13 |
L-フェニルアラニン |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0029号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
14 |
L-トレオニン |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
「GB 10765 食品安全国家標準 乳児調製食品」を参照して執行 |
2022年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0026号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品(後期乳児調製食品に限定) |
「GB 10766 食品安全国家標準 後期乳児調製食品」を参照して執行 |
|||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
「GB 25596 食品安全国家標準 特殊医学用途乳児調整食品通則」を参照して執行 |
|||
13.03 |
特殊医学用途調整食品(13.01に関わる品種は除外) |
「GB 29922 食品安全国家標準 特殊医学用途調整食品通則」を参照して執行 |
|||
15 |
ラクト-N-ネオテトラオース |
01.03.02 |
調製粉ミルク(児童用粉ミルクに限り) |
0.2-0.6 g/L (純品で計算。即食状態で計算。粉末製品は希釈倍数に基づいて使用量を換算。2'-フコシルラクトース、オリゴガラクトース、オリゴフルクトース、ポリフルクトース、ラフィノースと共に使用する時、該類物質の総量は「≤64.5 g/kg」となる。) |
2021年10月18日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0049号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
13.01.01 |
乳児調製食品 |
||||
13.01.02 |
後期乳児及び幼児調製食品 |
||||
13.01.03 |
特殊医学用途乳児調整食品 |
||||
16 |
乳酸マグネシウム |
「乳酸マグネシウム」の使用範囲および使用量は「GB 14880 食品安全国家標準 食品栄養強化剤使用標準」に定める「マグネシウム」の状況と一致 |
2022年6月20日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0038号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
6) 社会意見募集を開始した使用範囲、使用量拡大の食品栄養強化剤(4件)
NO. |
名称 |
食品分類番号 |
食品名称 |
使用量(g/kg) |
審査認可状態(2022年年末まで) |
1 |
ビタミンB1 |
14.04.02.01 |
特殊用途飲料(運動飲料、栄養素飲料などを含む) |
2mg/kg~5mg/kg |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
2 |
ビタミンB2 |
14.04.02.01 |
特殊用途飲料(運動飲料、栄養素飲料などを含む) |
2mg/kg~5mg/kg |
2014年3月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2014)第0013号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
3 |
タウリン |
14.04.02.01 |
特殊用途飲料(運動飲料、栄養素飲料などを含む) |
0.1g/kg~0.6g/kg |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
4 |
パルミチン酸アスコルビル(酵素法) |
ビタミンCの化合物由来として、使用範囲および使用量は「GB 14880 食品安全国家標準 食品栄養強化剤使用標準」に定める規定に従って執行 |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
7) 社会意見募集を開始した新規食品添加物(1件)
名称 |
機能 |
食品分類番号 |
食品名称 |
最大使用量(g/kg) |
審査認可状態(2022年年末まで) |
ポリアスパラギン酸カリウム |
安定剤 凝固剤 |
15.03.01 |
ワイン |
0.3 g/L |
2020年5月9日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0024号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
8) 社会意見募集を開始した使用範囲拡大の食品添加物(7件)
NO. |
名称 |
機能 |
食品分類番号 |
食品名称 |
最大使用量(g/kg) |
審査認可状態(2022年年末まで) |
1 |
アセサルフェームカリウム |
甘味料 |
07.03 |
ビスケット |
0.6 |
2021年6月4日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0022号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
2 |
コチニール赤色素 |
着色剤 |
08.02.01 |
調味肉製品(生肉に調味料を添加) |
0.08(カルミン酸で計算) |
2021年1月30日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0003号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年4月15日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
3 |
フマル酸 |
酸度調節剤 |
08.02.02 |
ベーコン製品類(例えば、塩漬け干し肉、干し肉、塩漬けにしたアヒルをスルメ状に平たく圧して乾かしたもの、中国式ソーセージ、腸詰) |
製造必要に応じて適量使用 |
2022年6月28日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0040号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
08.03.02 |
スモーク、ロースト、バーベキューした肉類 |
|||||
08.03.03 |
オイルで揚げた肉類 |
|||||
08.03.05 |
ソーセージ類 |
|||||
09.02.02 |
冷凍エンローブ製品 |
|||||
09.04.02 |
調理したまたはオイルで揚げた水産品 |
|||||
09.04.03 |
スモーク、 ロースト水産品 |
|||||
4 |
酢酸ナトリウム |
酸度調節剤 |
08.02.02 |
ベーコン製品類(例えば、塩漬け干し肉、干し肉、塩漬けにしたアヒルをスルメ状に平たく圧して乾かしたもの、中国式ソーセージ、腸詰) |
製造必要に応じて適量使用 |
2022年6月28日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0039号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年8月19日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
08.03.02 |
スモーク、ロースト、バーベキューした肉類 |
|||||
08.03.03 |
オイルで揚げた肉類 |
|||||
08.03.05 |
ソーセージ類 |
|||||
09.02.02 |
冷凍エンローブ製品 |
|||||
09.04.02 |
調理したまたはオイルで揚げた水産品 |
|||||
09.04.03 |
スモーク、 ロースト水産品 |
|||||
5 |
シクロヘキシルスルファメートナトリウム |
甘味料 |
07.04 |
ベーカリー食品詰め物及び表面用エンローブ (ベーカリー食品詰め物に限り) |
2.0 (シクロヘキシルスルファミン酸の量で計算) |
2022年7月12日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0060号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
16.06 |
膨化食品 |
0.2 (シクロヘキシルスルファミン酸の量で計算) |
||||
6 |
ビタミンE |
抗酸化剤 |
06.03.02.04 |
ペースト(例えば、魚及び鶏肉に用いる小麦粉を水で練ったペースト)、小麦粉、水、卵を混ぜ合わせたペースト、天ぷら粉 |
0.2 |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年10月28日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
7 |
パルミチン酸アスコルビル(酵素法) |
抗酸化剤 |
06.07 |
インスタント米麺製品 |
0.2 |
受理時間と受理番号は遡られない CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 まだ正式認可されていない |
3. 2022年に正式認可した新規食品添加物(32件)
2022年全年、中国国家衛生健康委員会(NHC)は総計32件の新規食品添加物を認可しました。中に、新規食品工業用酵素製剤は13件あり、新規食品添加物、新規食品工業用加工助剤、新規食品栄養強化剤は各1件あります。また、使用範囲、使用量拡大の食品添加物は13件あり、使用範囲、使用量拡大の食品工業用加工助剤は3件あります。相関状況は以下の通りです。
1) 正式認可した新規食品工業用酵素製剤(13件)
NO. |
名称 |
由来 |
ドナー |
受理、社会意見募集、認可公告(2022年年末まで) |
1 |
ホスホリパーゼ A1 Phospholipase A1 |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
ヴァルサリア・ルブリコサ Valsaria rubricosa |
2021年3月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0013号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
2 |
マルトゲニックアミラーゼ Maltogenic amylase |
バシラス・リケニフォルミス Bacillus licheniformis |
ゲオバチルス・ステアロサーモフィルス Geobacillus stearothermophilus |
2021年3月19日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0014号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
3 |
グルコースオキシダーゼ Glucose oxidase |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
ペニシリウム・アマガサキエンセ Penicillium amagasakiense |
2020年11月10日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0068号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
4 |
リパーゼ Lipase |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
アスペルギルス・ツビンゲンシス変種 Aspergillus niger var. tubingensis |
2021年3月22日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0015号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
5 |
β-フルクトフラノシダーゼ β-fructofuranosidase |
Aspergillus fijiensis |
― |
2020年5月26日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0027号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
6 |
β-グルカナーゼ β-glucanase |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
2021年9月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0040号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
7 |
プロテアーゼ Protease |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
Alkalihalobacillus clausii |
2021年9月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0039号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
8 |
トレハロース Trehalose |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
トリコデルマ・リーゼイ Trichoderma reesei |
2021年9月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0041号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
9 |
ホスホリパーゼ A1 Phospholipase A1 |
アスペルギルス・ニガー Aspergillus niger |
タラロマイセス・レイセタナス Talaromyces leycettanus |
2021年7月2日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0027号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年12月8日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
10 |
グルコースオキシダーゼ Glucose oxidase |
アスペルギルス・ニガー Aspergillus niger |
ペニシリウム・クリソゲナム Penicillium chrysogenum |
2021年11月9日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0052号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年12月8日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
11 |
ラクターゼ Lactase |
バチルス・サブティリス Bacillus subtilis |
ラクトバチスル・デルブルエッキ 亜種 ブルガリカス Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus |
2021年3月22日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0016号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
12 |
フィターゼ Phytase |
アスペルギルス・ニガー Aspergillus niger |
アスペルギルス・ツビンゲンシス Aspergillus tubingensis |
2020年8月20日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0047号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
13 |
ラクターゼ Lactase |
アスペルギルス・ニガー Aspergillus niger |
ニホンコウジカビ Aspergillus oryzae |
2021年11月9日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0053号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年4月15日に社会意見募集開始 2022年9月7日に正式に認可され、認可公告は「2022年第5号」となる |
※ 食品工業用酵素製剤の品質規格要求は「GB1886.174 食品安全国家標準 食品添加剤 食品工業用酵素剤」の規定に合致しなければなりません。
2) 正式認可した新規食品添加物(1件)
名称 |
機能 |
食品分類番号 |
食品名称 |
最大使用量(g/kg) |
受理、社会意見募集、認可公告(2022年年末まで) |
キノリンイエローアルミニウムレーキ |
着色剤 |
05.03 |
キャンデー及びチョコレート製品コーティング(キャンデーコーティングのみ) |
0.3(キノリンイエロの量で計算) |
2021年6月1日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0020号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
3) 正式認可した新規食品工業用加工助剤(1件)
加工助剤名称 |
英語名称 |
機能 |
使用範囲 |
最大使用量(g/kg) |
受理、社会意見募集、認可公告 (2022年年年末まで) |
硫化ナトリウム五水和物 |
Sodium sulfide pentahydrate |
脱酸剤 脱色剤 沈降剤 |
製塩工程 |
0.065 |
2021年7月7日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0030号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
4) 正式認可した新規食品栄養強化剤(1件)
名称 |
食品分類番号 |
食品名称 |
使用量(mg/kg) |
受理、社会意見募集、認可公告 (2022年年末まで) |
イノシトール |
01.03.02 |
調製粉乳(児童用粉乳に限り) |
210~250 |
2021年7月8日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0033号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
14.02.03 |
フルーツ、野菜の汁(果肉)類飲料(発酵型製品などを含む) |
60~120 |
||
14.04.02.02 |
風味飲料 |
60~120 |
||
13.0 |
特殊膳食用食品 |
特殊膳食用食品の相関標準を参考 |
5) 正式認可した使用範囲、使用量拡大の食品添加物(13件)
NO. |
名称 |
機能 |
食品分類番号 |
食品名称 |
最大使用量(g/kg) |
受理、社会意見募集、認可公告 (2022年年末まで) |
1 |
二酸化ケイ素 |
固結防止剤 |
04.04.03 |
その他の豆製品(大豆タンパク粉及び調製大豆タンパク粉) |
15.0 |
2021年5月27日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0019号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
2 |
二酸化炭素 |
その他 |
01.02.02 |
風味発酵乳 |
製造必要性に応じて、適量使用 |
2021年6月28日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0025号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
3 |
ウコン |
着色剤 |
06.03.02.04 |
ペースト(例えば、 魚及び鶏肉に用いる小麦粉を水で練ったペースト)、小麦粉、水、卵を混ぜ合わせたペースト、天ぷら粉 |
0.25 (クルクミンの量で計算する) |
2021年5月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0018号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
4 |
ナイシン |
防腐剤 |
04.04.01.03.02 |
塩水に漬けた半乾燥豆腐 |
0.5 |
2021年6月16日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0024号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
5 |
スクラロース |
甘味料 |
04.04.01.05 |
新型の豆製品(大豆タンパク及びその膨化食品、大豆肉等) |
0.4 |
2021年4月12日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0017号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
6 |
植物炭ブラック |
着色剤 |
01.02.02 |
風味発酵乳 |
5.0 |
2021年3月15日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0012号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
04.01.02.05 |
ジャム |
|||||
7 |
グルタミントランスアミナーゼ |
安定剤 固結剤 |
01.02.02 |
風味発酵乳 |
0.3 |
2021年1月20日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0005号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年4月12日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
01.06.01 |
非熟成チーズ |
|||||
8 |
塩化マグネシウム |
増味料 |
06.07 |
即食米麺製品 |
製造必要性に応じて適量使用 |
2020年9月11日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0057号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
06.08 |
冷凍米麺製品 |
|||||
12.10 |
複合調味料 |
|||||
9 |
スクラロース |
甘味料 |
01.06.04 |
プロセスチーズ |
0.2 |
2021年9月22日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0043号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年12月8日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
10 |
ルテイン |
着色剤 |
01.01.03 |
調製乳 |
0.05 |
2021年6月29日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0026号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
01.02.02 |
風味発酵乳 |
|||||
11 |
アセサルフェームカリウム |
甘味料 |
07.03 |
ビスケット |
0.6 |
2021年6月4日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0022号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年1月29日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
12 |
トマト紅色素 |
着色剤 |
09.02.03 |
冷凍魚のすり身製品(魚肉団子等を含む) |
0.08(リコピンの量で計算) |
2021年9月22日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0004号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年12月8日に社会意見募集開始 2022年9月7日に正式に認可され、認可公告は「2022年第5号」となる |
09.04 |
調理済み水産品(直に食べられるもの) |
|||||
13 |
コチニールレッド |
着色剤 |
08.02.01 |
調味肉製品(生肉添加調味料) |
0.08(カルミン酸の量で計算) |
2022年1月30日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2022)第0003号」となる CFSA技術審査を通過し、2022年4月15日に社会意見募集開始 2022年9月7日に正式に認可され、認可公告は「2022年第5号」となる |
6) 正式認可した使用範囲拡大の食品工業用加工助剤(3件)
NO. |
名称 |
英語名称 |
機能 |
使用範囲 |
受理、社会意見募集、認可公告 (2022年年末まで) |
1 |
白鉱油 |
White mineral oil |
離型剤 潤滑剤 |
新鮮酵母製品の加工工程 (最大使用量は「0.1 g/kg」となる) |
2020年11月24日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0070号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年8月6日に社会意見募集開始 2022年3月1日に正式に認可され、認可公告は「2022年第1号」となる |
2 |
ポリアクリルアミド |
polyacrylamide |
凝集剤 |
製塩工程 |
2020年7月17日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2020)第0039号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年10月21日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
3 |
ジメチルポリシロキサン及びその乳液 |
polydimethyl siloxane |
消泡剤 |
酵母加工製品の製造加工工程(最大使用量は「0.1g/kg(ジメチルポリシロキサンの量で計算)」となる) |
2021年11月11日に受理され、受理番号は「卫食添新申字(2021)第0054号」となる CFSA技術審査を通過し、2021年12月8日に社会意見募集開始 2022年5月11日に正式に認可され、認可公告は「2022年第2号」となる |
まとめ
「遺伝子組み換え食品添加物」にとって、2022年は「飛躍的な一年」とも言えます。2022年4月15日、遺伝子組み換え大腸菌で製造される2'-フコシルラクトース(2'-FL)は社会意見募集を開始したことに伴い、遺伝子組み換え微生物に関わる新規食品添加物登録申請の「初戦勝利」だとも言えます。現時点、相関する登録申請は10月に二回目の社会意見募集を開始しましたが、近い将来に、2'-FLは中国において正式認可される見込みです。
遺伝子組み換え食品添加物以外、2022年全年の審査認可状況から見ると、新規食品工業用酵素製剤は主要的な地位を占め、三分の一ぐらいを占めます。しかも、ほぼは遺伝子組み換え酵素製剤です。中に、「D-プシコース3-エピメラーゼ」のドナーは「菌種」ではなくて「菌株」までに公布しました。こんな状況は初めてです。
また、アミノ酸原料が食品への使用問題を解決する為に、2022年、新規食品添加物として登録申請したアミノ酸は一杯です。中に、L-アラニン、L-アルギニン塩酸塩なども既に社会意見募集しました。これらの登録申請の使用範囲は主に特殊膳食用食品であり、関連した申請企業はこれらのアミノ酸を「栄養強化剤」として「GB 14880 食品安全国家標準 食品栄養強化剤使用標準」に正式収載させる意向が見られます。あと、中国国家衛生健康委員会(NHC) 及び中国国家食品安全リスク評価中心(CFSA)の公開情報によりますと、より多くのアミノ酸は審査評価中です。詳しくはこちらにてご確認ください。
2022年全年に正式認可したた新規食品添加物の各段階の所要時間から見ると、申請周期が短くて、受理から正式認可まで僅かな6ヶ月ぐらいの時間が掛かる物質もあります。例えば、グルコースオキシダーゼ。この周期は、もう「使用範囲、使用量拡大」類登録申請の周期とほぼ同じです。
つまり、申請資料を十分的に準備すれば、登録申請が受理された後に、一回でCFSA技術審査を通過して社会意見募集を開始し、正式認可されることは確実的に可能だと見られます。ですので、物質の申請周期を大幅に短縮し、速めに認可を取得する為に、申請企業は申請する前に関連した法規制をしっかり把握し、申請資料を全面的に完善し、物質の技術審査をしっかり準備すべきだと考えております。
注:中国国家行政機構改革で各政府機関のウェブサイドはデータ移行中のため、データ統計する時は漏れる可能性があります。当文章の統計件数は参考までです。詳細は政府機関のウェブサイド情報をご確認ください。
関連ニュース
CIRSのサービス
お問い合わせ