市場監督管理総局 健康食品の保健機能の調整について意見募集を開始
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健康食品,保健機能

保健機能を宣伝した健康食品に対する管理を強化し、健康食品機能の虚偽宣伝を防止し、健康食品の機能表示に対して消費者の科学認識及び正確判定を保障し、薬品の疾病予防及び治療作用と混淆することを避けるために、国家市場監督管理総局は、過去各時期に認可された健康食品の保健機能をまとめ、医学、薬学、食品、栄養などの領域の専門学者を集めて論証を行い、保健機能表示を調整する意見を出した。詳細は以下の通りである。

一、表示を調整する予定の保健機能

健康食品の監督管理規定及び健康要求に合致しながら、表示の不適切問題があり、虚偽表示或は誇大表示になって消費者をミスリードする可能性がある保健機能表示があると考えられた。保健機能の表示の正確さを保証するために、一部の保健機能表示を調整することを提案した。保健機能の表示が調整された後、健康食品登録証明書を持っている企業或は関連製造企業は製品の包装、ラベル、マニュアルにおける保健機能の表示を直接に調整することができ、変更登録は要らない。市場における商品は賞味期限までに販売し続けられる。登録受理中の場合、審査機構は保健機能の表示を直接に調整し、申請者の資料補充は要らない。

表1 表示を調整する予定の保健機能

NO.

原保健機能名称

調整後の保健機能名称

1

免疫力増強/免疫力調節

免疫力増強を助ける

2

体の疲労緩和/抗疲労

体の疲労緩和

3

抗酸化

抗酸化を助ける

4

骨密度増加/骨粗鬆改善

骨健康促進を助ける

5

通便/胃腸機能改善(潤腸通便)

潤腸通便を助ける

6

腸菌群調節/胃腸機能改善(腸菌群調節)

腸菌群調節を助ける

7

消化促進/胃腸機能改善(消化促進)

消化を助ける

8

胃粘膜損傷補助保護機能/胃腸機能改善(胃粘膜損傷補助保護機能)

胃粘膜保護の補助

9

耐酸素不足/酸素不足耐性増強

耐酸素不足

10

ダイエット

体脂肪調節を助ける

11

除去/美容(肝斑除去)

肝斑改善を助ける

12

痤瘡除去/美容(痤瘡除去)

痤瘡改善を助ける

13

皮膚の水分改善/美容(皮膚水分/油分改善)

皮膚水分状況改善を助ける

14

記憶力改善の補助/記憶力改善

記憶力改善の補助

15

のど清涼/潤喉

のど清涼

16

栄養性貧血改善/鉄欠乏性貧血改善

鉄欠乏性貧血改善

17

眼精疲労の緩和/視力改善

視覚疲労の緩和

18

睡眠改善

睡眠改善を助ける

二、キャンセルする予定の保健機能

現行の健康食品監督管理規定及び健康要求に合致しない保健機能表示があり、特に少年児童、妊婦、乳母などの特殊対象者向けの保健機能は更なる厳格な監督管理を行うことも求められ、これらの保健機能表示のキャンセルが考えられた。同時に、過去認可されたことがあり、現在審査受理しない保健機能もキャンセルすべきである。保健機能がキャンセルされた公告が公布された期日から、関連製品の製造は停止しなければならない。すでに製造された場合、品質安全がない製品は賞味期限までに販売することができる。国家市場監督管理総局は上述した保健機能の製品を受理、審査しない。

表2 キャンセルする予定の保健機能(現行審査範囲内)

NO.

原保健機能名称

1

美容(皮膚の油分改善)/皮膚の油分改善

2

成長発育促進/成長発育改善

3

泌乳促進

表3 キャンセルする予定の保健機能(過去認可され、現在審査受理しない)

(以下の保健機能を含むが、これらに限定されない)

NO.

原保健機能名称

1

腫瘤抑制(補助)

2

抗突然変異

3

性機能改善

4

単項免疫調節

5

単項血脂調節

6

微循環改善

7

美容(豊胸)

8

脂漏性脱毛の予防

9

腸蠕動促進

10

N-ニトロソ化合物合成の阻断

11

齲歯予防(歯保護)

12

髪成長促進

13

白細胞上昇

14

青少年近視の予防

15

皮膚水素イオン指数の改善

16

皮脂腺分泌の減少

17

皺減少

18

皮膚美容(紫外線による皮膚損傷の減軽)

三、再び研究論証が必要の保健機

監督管理の歴史改革のために、表示及び評価方法は薬物の疾病治療と混淆し易い保健機能表示があり、これらの保健機能の規定、表示及び関連機能の評価方法に対して再び研究論証し、社会意見の募集を行うようになる。

表4 再び研究論証する予定の保健機能

NO.

原保健機能名称

1

血脂低下

2

血糖低下

3

血圧低下

4

化学性肝臓損傷補助保護作用

5

放射能保護

6

鉛排出促進

ご提案(参考)

上述から見ると、健康食品の宣伝はますます重視される傾向がある。表1、表2及び表3に記載された保健機能に関する内容は、最終公告とは何ら変わりがないと考える。表4に記載された保健機能について、特に血脂低下、血糖低下、血圧低下という3つの保健機能は疾病治療に類似し、薬物作用に関しているので誇大宣伝になりやすいため、申告数量が多くても、再び研究論証する予定の保健機能のリストに収載されます。新しい健康食品を研究開発している企業にとって、将来保健機能がキャンセルされたことを防ぐために、最終公告が公布される前にこれらの保健機能の申告を避けたほうがよいと考える。

今回の公告に対して意見或はアドバイスがある方は以下の方式で提出してください。

  • 意見締切日  2019年4月28日
  • 意見提出方法 電子メールによる 宛先:bjspzqyj@163.com



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