中国 フェンタニル類物質に対する規制の厳格化

「麻酔薬品および精神薬品管理条例」、「非薬用類麻酔薬品および精神薬品列管弁法」によりますと、中国公安部、国家衛生健康委員会、国家薬品監督管理局は2019年4月1日、「フェンタニル類物質を『非薬用類麻酔薬品および精神薬品規制品増補リスト』に追加することに関する公告」を共同で発表した。中国はフェンタニル類物質の全面的な規制を行うことを意味する。同公告は5月1日から施行する。

フェンタニルは強力な麻酔用鎮痛薬として、疼痛緩和と鎮痛に用いる。鎮痛作用はモルヒネの80倍であり、麻酔補助薬として医学分野で広く使われている。現在、国連が規制している21種を上回り、中国で25種のフェンタニル類物質と2種の前駆体が規制の対象となる。

違法行為を未然に防ぐため、フェンタニル類物質を製造する企業に対する監督管理も強化され、製造、経営、使用、貯蔵、輸送などを厳しく管理している。なお、リストに収載された対象物質は、医薬、工業、科学研究或はその他の合法的な用途を目的として使用される場合、規制リストが調整可能という例外規定が設けられる。

公告原文は こちら

お問い合わせ
info@cirs-group.com