国連GHS 改訂第7版公表

GHSGlobally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)とは、世界的に統一された基準に従い、化学品の危険有害性(ハザード)ごとに分類し、一目でわかるように絵表示を用いたラベル及びSDS(安全データシート)を提供し、化学物質の危険有害性や取扱い上の注意事項等を伝えることを目的として、国連により制定されたシステムです。2003年に初版が発布されて以後、2年ごとに1度改訂されます。2017年7月、改訂第7版が公表されました。

2015年に発布された第6版と比べて、主な変更点は以下となります。

1. 可燃性/引火性ガス区分の分類基準を修正

第7版により、可燃性/引火性ガスの危険分類は1A、1B及び2に区分されます。なお、自然発火性ガスと化学的に不安定なガスが1Aに分類されます。

 

2. 一部健康に対する有害性の定義を明確化

皮膚腐食性、皮膚刺激性、眼に対する重篤な損傷性、眼刺激性、呼吸器感作性物質、特定標的臓器毒性、生殖毒性、発がん性などの健康に対する有害性の定義が修正されます。

3. SDSの第14部分における海運ばら積み際の輸送情報の提供を更なる指導

4. 注意書きの修正と合理化(付属書3)

廃棄注意書き「P503」を追加

ード

(1)

廃棄注意書き

2

危険有害性クラス

3

区分

4

使用の条件

5

P503

廃棄、回収またはリサイクルに関する情報について製造者または供給者に問い合わせる

爆炸物

不安定爆発物

及び等級等級

1.1, 1.2, 1.3, 1.4, 1.5

…国際//都道府県/市町村の規則(明示する)に従って製造者/供給者または所管官庁が指定する該当情報源

5. 小さな包装用折ラベルの例を追加(付属書7)

容器が小さい場合に、表示をどのようにするべきかが問題となります。すべての危険有害性情報を印刷し貼り付け、又は複数言語で表示することが困難なときは、下記のように折ラベルで表示することができます。



折ラベルに要求される該当情報が表示しなければなりません。

フロントページ(Front page

フロントページには要求されるGHSラベル要素

  • 製品特定名
  • 絵表示
  • 注意喚起語
  • 供給者の特定情報(名称、住所及び電話番号を含む)
  • 追加情報

注意シンボル:ラベルを開くことができ、該当情報が本文ページで入手可能と表示されます。

本文ページ(Text pages/Pages inside

本文ページには要求されるGHSラベル要素

  • 製品特定名 有害成分を記載し、区分のお役に立つ
  • 注意喚起語
  • 危険有害性情報
  • 注意書き
  • 追加情報(取扱説明書、ほかの要求される情報など)

そのほか

複数言語で表示する場合に、該当各国の国名コード及び言語コードを記載しなければなりません。

裏ページ(Back page 直接容器と接触)

裏ページには要求されるGHSラベル要素

  • 製品特定名
  • 絵表示
  • 注意喚起語
  • 供給者の特定情報(名称、住所及び電話を含む)

折ラベルは多種の折り方があります。

ブックスタイル(Book style パンフレット)


オーダーブックスタイル(Order book style パンフレット)

ウィンドウスタイル(Window Styleリーフレット)


原文リンクはこちら
Official news
Amendments to the sixth revised edition of the Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals (GHS)
GHS (Rev.7) (2017)

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info@cirs-group.com