2025年4月22日、中国毒性学会はメール形式で2024年度「トキシコロジスト（毒性学専門家）資格認定試験」の合格者リストを発表しました。このたび、CIRSグループから社員6名がトキシコロジストとして正式に認定されました。今回も受験者全員が合格を果たし、高い専門性を示しました。現在までに、瑞旭グループには約20名の中国認定トキシコロジストに加え、米国認定トキシコロジスト（DABT）2名、EU認定トキシコロジスト（ERT）1名が在籍しており、毒性学分野におけるチームの専門性と能力がさらに強化されました。

人材の拡大に伴い、CIRSグループのグローバル規模での毒性学研究・応用能力は著しく向上しています。企業に対するリスク評価と製品リスク管理の支援をより効果的に行えるだけでなく、公衆衛生保護に対してもより科学的な支援が可能となっています。CIRSグループは今後とも、専門性のさらなる向上と人材育成に注力してまいります。

今後、CIRSグループの毒性学専門家チームは以下の重点領域で技術力の深化を図ります：

1.新規手法（NAMs）の応用：

QSAR（定量的構造活性相関）、エビデンスの重み付け、クロスリファレンス（read-across）、毒性的懸念の閾値（TTC）など多様な手法を柔軟に活用。規制要件への対応だけでなく、企業の動物実験コスト削減を支援

2.AIと毒物学データベースの連携

多様なソースからのデータを評価・分析し、適切な毒物学データを選定。AI大規模言語モデルと組み合わせたリスクアセスメント分野への応用を推進

CIRSグループ▲新たに6名のトキシコロジストが新規認定

トキシコロジスト資格認定は、中国で最も権威ある毒性学資格であり、業界で最も難関な資格試験の一つとして広く認識されています。受験者は、毒物学および関連分野の教育、研究、安全評価、管理業務に従事しており、博士号取得後2年以上、修士号取得後4年以上、学士号取得後7年以上の経験を有し、さらに専門家の推薦を受ける必要があります。CIRSグループは毒性学およびGLP（優良試験所基準）研究、リスク評価、計算毒性学に注力し、化学品、化粧品、食品、農薬、医療機器、医薬品など、多岐にわたる分野でサービスを提供しています。