ECHA 2019年から全登録者にドシェの評価決定を送付
Source: ECHA

ドシェ,評価決定

Helsinki 2018年9月26日

2019年1月1日から、ECHAは特定物質に関するすべてのドシェの適合性チェックを行います。現行の取扱う方式は、評価決定を先導登録者だけに通知していますが、このチェックに不合格の場合は、評価決定をすべての登録者に通知します。なお、試験提案を関係登録者に送付します。

同時に評価決定の内容の簡略化を決めます。ECHAは情報追加を求める理由及び関係法規制を明確します。

2018年6月1日以来、物質情報交換フォーラム(SIEF)が運営停止したが、同一物質の共同登録を行っている登録者がデータ共有の義務を履行しなければなりません。共同登録を提出したメンバーの協力及び交流を保障するために、ECHAはすべての登録者にドシェの評価決定を送付することを決定します。

REACH規則の要求に従い、常にドシェを更新することを目的として、すでに評価決定を送付した場合、ECHAは登録トン数量の変更、用途変更または中間体の状態変更によって、評価決定を変える可能性がありません。

登録者としての準備

2019年までにドシェのセルフチェック及び更新を完成することが求めます。特に、以下のことを注意しなければいけません。

  • 製造又は輸入数の変更(増加又は減少)
  • 物質用途の更新又は廃止
  • 物質の安全使用を確保するために、取扱う措置の変更又は更新
  • 輸送単離中間体、現場で単離される中間体
  • 物質の固有特性に関する新規データ
  • 特定登録トン数で要求されるデータに対して、免除又は代替方法で取扱う場合(categoryやread-acrossなど)、詳細な免除理由又は代替可能に関する説明が提出必要

登録数量が高くて、広範で分散的な使用用途の物質、opt-outsで提出した物質、或は代替方法で高数量の登録を申請した物質に対して、ECHAは優先的に評価します。

なお、登録者と連絡を取れるように、ECHAはREACH-IT及び共同提出における連絡先が有効且つ最新であることを要求しています。2019年1月1日から、情報不足又は試験提案の評価決定を受け取た共同登録の登録者は、直接にECHAと連絡するほうが有効です。 

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