ジンクピリチオン(ZPT)のEU禁止、2022年3月1日に正式発効!

2021年11月3日、欧州委員会はRegulation(EU)2021/1902法規公報を正式に発表し、欧州化粧品法規付属書II禁止成分リストの部分を改正しました。その中、フケ除去剤としてのジンクピリチオン(Zinc Pyrithione、ZPT)がGHS分類に基づいて生殖毒性1Bに属するため、リストに追加されました。これは化粧品フケ除去剤ZPTがEU化粧品で正式に禁止されることを意味し、禁令は2022年3月1日に発効します。

ジンクピリチオン(ZPT)は、EU化粧品法規第1223/2009号法規付属書Vにより、使用が許可されている化粧品防腐剤として、洗浄類の製品には1%、口腔以外の衛生用品には0.5%の上限で添加されています。同時に、附属書IIIによると化粧品の使用制限原料として収載されており、防腐剤として使用しない場合には、常駐類のヘア用品には0.1%の使用制限があります。新しい規制が施行された後、ZPTはEUの化粧品への許可された防腐剤リストと化粧品への制限成分リストから削除されます。

60年以上使用されている一般的なフケ除去成分であるジンクピリチオン(ZPT)は、海飛糸、清揚などの多くの有名ブランドのフケ除去シャンプー製品に含まれています。これだけ広く使われている成分が、なぜEUで禁止されているのか?

EUは、消費者の健康を保護するために、発がん性、変異性、または生殖毒性(CMR)を有する成分を化粧品に使用されることを禁止します。ただし、EU消費者安全科学委員会(SCCS)が、特定の使用条件において成分が安全であり、原料がかけがえのないものであると評価した場合には使用できます。

EUREACH規則の下で、ジンクピリチオン(ZPT)はすでに登録完了します。2018年、欧州化学品管理庁(ECHA)のリスク評価委員会(RAC)が評価を行った結果、生殖毒性1Bに統一的に分類されました。その提案が欧州委員会に承認され、EU化粧品規制に禁止されるまでの道のりが始まりました。2020年3月、SCCSはZPTに関する安全性結論を発表し、濃度が1%未満のジンクピリチオンを含むシャンプーは消費者にとって安全であると表明したが、ジンクピリチオンがかけがえのないフケ除去成分であることを証明できないため、化粧品へのCMR物質の使用除外条件を満たすことができず、最終的には禁止されました。

CIRSが研究開発された化粧品原料法規データベース(ChinaCosIng)の検索結果により、 ジンクピリチオンはすでに中国化粧品安全技術規範(2015)版の使用制限原料目録および許可された防腐剤目録に収載されており、使用用途が防腐剤ではない場合、フケ除去洗浄類の髪用製品における最大許容使用濃度は1.5%であり、常駐類の髪用製品における最大許容濃度は0.1%であります。また、当該原料及びその機能は製品ラベルに表示しなければなりません。防腐剤として使用される場合、洗浄類では最大使用許容濃度は0.5%であります。

中国がジンクピリチオンの使用禁止をフォローするかどうかは明らかではないが、消費者はEUでのジンクピリチオンの禁止について心配する必要はありません。ジンクピリチオンは長年の安全使用の歴史があり、SCCSが2020年3月に発表したZPTに関する安全性の結論と一致しています。




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