2017年11月9日、台湾環境保護署による提出した「毒性および懸念化学物質管理法」改正草案は台湾行政院で通過され、立法院に提出することを決定します。
今回の改正は、国連の国際的な化学品管理政策を参考し、台湾化学物質の安全使用を確保するためのものです。
改正要点
一、毒性化学物質だけではなく、ほかの懸念化学物質も規制対象となります。法規名称は、「毒性化学物質管理法」(TCSCA)から「毒性および懸念化学物質管理法」に変更されます。
二、規制対象の拡大、分類管理の実施、物質流通の管理、主管機関の審査権限の強化などの目標を達成するために、「懸念物質」を追加されます。
三、緊急事故への対応能力を強化するために、専門技術者による訓練または演習を行う必要があります。
四、予防原則を基礎として、規制対象の追加による増加費用を募るために、化学物質の運作費用および基金の徴収目的、対象、用途などの事項を規制するものを追加されます。
五、不正行為を挙げるために、通報者保護制度も確立されることになります。
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