化学品危険特性分類及び輸送条件の鑑定・試験サービス
Source: CIRS

サービス紹介

危険貨物(危険物)とは、爆発性、引火性、毒性、感染性、腐食性、放射性などの危険特性を持ち、製造、経営、輸送・貯蔵、使用、廃棄において人身事故や財産的損害、環境汚染をを引き起こしやすくて、特別な保護を必要とする物質や物品を指します。

危険化学品とは、爆発性、引火性、毒性、腐食性、放射性などの性質を持ち、輸送、積み下ろし、貯蔵保管の過程で、人身事故や財産的損害を引き起こしやすくて、特別な保護が必要な製品を指します。

危険貨物であれ、危険化学品であれ、製造、貯蔵、流通、輸送などにおける長期的あるいは短期的な暴露は、人体や環境に対する危険有害性を持ち、輸送、製造、使用、倉庫保管の安全を確保するためには、早い段階で製品の危険特性を鑑別する必要があります。

貨物輸送条件の鑑定とは、危険貨物の輸送に関連する中国国内および国際的な規制や基準に基づいて貨物を鑑定し、その安全的な輸送ができるために、鑑定結果と輸送勧告を提供することです。化学品の危険特性の鑑定については、国連の「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」(GHS)、国際海事機関の「国際海上危険物規程」(IMDG)、国際航空運送協会の「危険物規則書」(IATA DGR)などに基づき、危険化学品の危険有害性の分類を鑑別し、該品が「危険化学品目録」に収載されているかどうか、「危険化学品の定義及び確定原則」に適合しているかどうかを判定します。

規制の根拠

  • 「危険物輸送に関する勧告・モデル規則」(TDG)(オレンジブック)
  • 「危険品規則書」(IATA DGR
  • 「国際海上危険物規程」(IMDG Code)
  • 「鉄道危険貨物品名表」
  • 「危険貨物品名表」(中国国家標準)
  • GB30000シリーズ中国国家標準「化学品分類及びラベル規範」

鑑定項目

一、危険特性分類鑑別報告書

1.1 危険特性分類鑑別報告書

1.2 危険特性分類鑑別報告書(引火性だけ)

1.3 危険特性分類鑑別報告書(腐食性だけ)

1.4 GHS ラベル監査

1.5 (M)SDS監査

二、貨物輸送条件の鑑定

2.1 鉄道輸送

2.2 道路輸送

2.3 海上輸送

2.4 航空輸送

三、電池試験

3.1 UN38.3試験報告書

3.2 25サイクルの充放電試験

3.3 1.2m落下試験

3.4 積み重ね試験

3.5 UN38.3要約(作成)

3.6 UN38.3要約(監査)

3.7 振動試験

3.8 差圧試験

3.9 55℃の液体漏れ試験

四、その他の試験

4.1 火気貯蔵の危険性鑑定

サービスプロセス

1、委任状の記入

2、サンプルの送付

3、支払い

4、鑑定問題のコミュニケーション

5、鑑定書の発行

 

 


CIRSについて

CIRSは子会社のC&K Testingを通じて、総合的な危険物及び危険化学品の鑑定サービスを提供しております。C&K TestingISO/IEC 1702017025及びCMA資格を取得し、中華人民共和国環境保護部、上海海事局、浙江省安全生産監督管理局及び中国国家民間航空局からの認可も得られています。検査試験業務のほか、危険化学品の分類鑑定機器の研究開発にも取り組んでおり、4件の実用新案を取得しています。

C&K Testingとそのエコ協力会社には、国内外規格要求に精通し、危険化学品分類鑑定、貨物危険性識別、物質安全技術仕様検査に関する確かな理論知識と技術能力を持ち、長年にわたり関連テスト/検査分野で多くの実務経験を蓄積してきた中上級レベルの専門家と技術者が多数在籍しています