2023年中国化学品登記及び鑑定分類の特別法執行検査について
Source: 化学品登記センター

「応急管理部2023年危険化学品安全監督に関する作業ポイント」の関連要求を確実的に徹底するため、中国重大事故危険特別排除調査是正2023年行動及び重大危険源安全リスク防止制御などの重点作業と組み合わせて、危険化学品監督管理二司が発表された2023年化学品登記及び鑑定分類法執行検査作業方案」を施行し、中国化学品登記及び鑑定分類の特別法執行検査が開始しました。

一、作業のスキームと目標

35種類の危険化学品に焦点を当て、製造・輸入・経営・使用における危険化学品の登記、「一SDSGHSラベル」、鑑定分類などの企業の法的義務の履行状況を検査し、各レベルの地方応急管理部門と部省レベルの化学品登記機関が法定責任を果たすための長期的なメカニズムを確立改善し、企業の安全主体責任の履行を促進し、危険化学品の安全監督に対する登記鑑定の基本的な支援保障の役割を強化させます。

二、検査内容および法執行要件

検査内容

No.

検査対象

検査内容

1

危険化学品の製造・輸入業者

危険化学品の登記、元帳の一般調査

2

危険化学品の製造業者

危険化学品「一SDSGHSラベル

3

化学品の製造・輸入業者

化学品一般調査及び物理的危険性の識別・鑑定、物理的危険性の識別・鑑定元帳の作成

4

危険化学品の経営業者(貯蔵設備を整備)

危険化学品「一SDSGHSラベル

5

危険化学品使用許可証を有する業者

危険化学品「一SDSGHSラベル

追跡検証および法執行要件

  1. 経営・使用において法違反行為について、地域主管部門に移管され、追跡して法により調査して処分を科します。
  2. 確認された法違反行為について、法執行を行って;製造業者の違法行為により、許可条件を満たさなくなった場合、法により安全生産許可証の仮差押えまたは取り消しが行われます。

検査内容と法執行根拠

No.

検査対象

検査内容

判定根拠

法執行根拠

1

危険化学品の製造・輸入業者

登記システムでの危険化学品の登記、各種類の危険化学品一般調査及びその元帳

  • 『危険化学品登記管理弁法』第十二、十八、二十一条
  • 『危険化学品生産企業安全生産許可証実施弁法』第二十条
  • 『危険化学品登記管理弁法』第二十九、三十条
  • 『危険化学品生産企業安全生産許可証実施弁法』第四十三条

2

危険化学品の製造業者

製造される危険化学品のGB標準に合致する安全技術説明書及び安全性ラベル

  • 『危険化学品安全管理条例』第十五条
  • 『危険化学品生産企業安全生産許可証実施弁法』第二十条
  • 『危険化学品安全管理条例』第七十八条
  • 『危険化学品生産企業安全生産許可証実施弁法』第四十三条

3

化学品の製造・輸入業者

化学品一般調査及び物理的危険性の識別・鑑定、物理的危険性の識別・鑑定元帳の作成

『化学品物理危険性鑑定及び分類管理弁法』第八、十六条

『化学品物理危険性鑑定及び分類管理弁法』第十九条

4

危険化学品の経営業者(貯蔵設備を整備)

経営される危険化学品の安全技術説明書及び安全性ラベル

『危険化学品安全管理条例』第三十七条

『危険化学品安全管理条例』第七十八条

5

危険化学品使用許可証を有する業者

危険化学品の安全情報登記、「一SDSGHSラベル」、鑑定・分類状況

『危険化学品安全使用許可証実施弁法』第十八条

 

三、作業任務とスケジュール

登記機関検査および応急管理部門による法執行(8月末まで)

  • 全面的な検査。 35種類の危険化学品製造、輸入、経営及び使用許可証を取得した業者の関連法的義務の履行を全面的に検査(オンラインおよびオフライン)し、その他の関連プロセスの抜き打ち検査を行います。
  • 追跡検証。 各プロセスで発見された違法行為を追跡し、検証します。
  • 行政法執行。 確認された業者の違反行為について、行政法執行を行います。

抜き打ち検査と監督(10月末まで)

製造、輸入、経営、及び許可証を取得した使用業者に対して抜き打ち検査を実施し、作業の実施状況を確認するとともに、作業の監督指導を強化します。

効果評価とまとめ(11月末まで)

法執行検査の実施状況、および違反行為の原因を追跡し、法律に基づき調査処罰した事例をまとめてレーポトを作成し、各地域での業務の効果を評価します。

四、組織と実施

組織とリーダーシップの強化

応急管理部化学品登録センターは指導を強化し、定期的に業務の進捗状況を確認しなければなりません。省レベルの応急管理部門は、特別法執行検査業務が整然と行われ、期限内に完了するよう、実務的な実施計画を策定し、市県レベルの応急管理部門と省登記弁の責任を明確化すべきであります。

大局に重点を置く

重大事故を発生しないよう、化学品登記と鑑定分類の特別法執行検査を危険化学品安全監督強化の基礎とし、重大な安全リスクの予防と解決や、「二重点と一重大」の安全監督の強化に重点を置きます。

サポート保障の強化

危険化学品登記総合サービスシステムを継続的に改善してアップグレードし、システムを通じて法執行検査の状況を入力し、問題の追跡検証や法律違反の法執行アドバイスに関する情報を伝達して、関連情報の収集、統計、分析及び対策決定をサポートします。

長期的なメカニズムの構築

部・省レベルの登記機関および各地方レベルの応急管理部門は、「危険化学品安全管理条例」および関連規定に規定された法定責任を真剣に履行し、長期的なメカニズムを構築改善し、化学品登記及び鑑定分類法執行検査を日常の危険化学品安全監督に統合し、関連業者の安全主体責任の遂行を促進すべきであります。

附属表:検査の重点