中国生態環境部 新規化学物質の2022年度活動報告書の提出開始
Source: 生態環境部

2022年12月30日、中国生態環境部固体廃棄物及び化学品管理技術センター(MEESCC)のウェブサイトでは、「新規化学物質の2022年度活動報告書の提出に関する通知」を公開しました。「新規化学物質環境管理登記弁法」(生態環境部令第12号、以下「12号令」)および「新規化学物質環境管理登記に関する連絡事項に関する公告」(生態環境部公告2020年第46号)の関連要求により、要求に合致する登記企業は指定期間内に新規化学物質の年度活動報告書を提出しなければなりません。

一、年度報告書を提出する必要がある2種類の新規化学物質

  1. 旧環境保護部令第7号(以下、7号令)に基づき常規申告登記証を取得し、且つ環境管理重点環境管理危険類に属する新規化学物質
  2. 12号令に基づき常規登記証を取得し、且つ登記証の環境管理要件に年度報告書の提出が規定されている新規化学物質

2023年新規化学物質に関する年度報告書の提出が必要となる常規登記証の一覧表(中国語)

二、年度報告書の提出期限

2023年4月30日まで。

三、年度報告書の提出が必要な企業

  1. 7号令に基づく常規申告登記証の申告者またはその指定所持人
  2. 12号令に基づく常規登記証の申請者またはその指定代理人
  3. 新規化学物質の加工・使用者は、申請者が年度報告書を完成させるのを支援するために、 関連する情報を提供する

四、年度報告書の内容

2022 年度の新規化学物質の実際活動状況(生産・輸入状況、移転状況、加工・使用者の情報を含む)、川下ユーザーへの 情報伝達状況、環境への排出状況(モニタリング報告または推定データから算出)、及び環境リスク制御措置や環境管理要求の実施状況など。

五、提出方法

注:申請者から、サイン済みの年度報告書の原紙を保存し、生態環境部に郵送する必要がありません。

CIRSのTIPS:新規化学物質の2022年度報告書を指定された期限内に積極的に提出しなければ、法律に違反して罰則を受ける可能性があります。12号令第47条によると、規定に従って新規化学物質に関する年度報告書を提出しないことは違法行為であり、主管部門は「是正を命じ、1万元以下の過料を科する。状況が深刻であれば、法に基づき不誠実による共同懲戒を行い、1年以内に新規化学物質環境管理登記申請を受理しない」ことにしています。