CIRSグループ主催の2024グローバル化学品法規制サミットが10月17日、英国ロンドンで盛況のうちに閉幕しました。洞察に満ちた9つのプレゼンテーションと2つの魅力的なパネルディスカッションで構成されたこのサミットには、幅広い業界のリーダーが集い、世界の化学品規制、殺生物剤、持続可能なサプライチェーンの最新動向を掘り下げ、化学品コンプライアンスの今後の方向性を探りました。(会議の詳細)
Jonathan Mitchell氏、LECのCOOおよび48グループ・クラブのシニア・エグゼクティブ・ディレクターー開会挨拶
Marko Sušnik氏、WKOのシニア顧問――REACHの物質規制やEUC(Essential Use Concept Essential Use Concept)など、EUの化学物質政策の解読
Giuliana Tacchin氏、kdc/one Home Careの規制ディレクターーーkdc/oneでの経験を通じて、さまざまな市場制度や規制上の制約のもとでのコンプライアンスの複雑さを参加者と共有
Alastair Gardner氏、英国ビジネス通商省(DBT)の貿易専員ーー英国企業、特に英国の化学企業の輸出貿易機会の紹介
Greta Waissi氏、NordShield副社長兼規制担当責任者およびフィンランド毒性学会(FST)会長――世界の殺生物剤規制の複雑さを詳述
Barae Jomaa博士、Colonial ChemicalのPhD・ERT兼国際規制担当責任者ーーグローバルな動物実験要件とその代替案
午前中のパネルディスカッション
テーマ:化学産業がいかに持続可能になる
司会:欧州化学品流通業者協会(FECC)のDorothee Arns氏
参加者:WKOのシニア顧問Marko Suee A氏、CBAの法規制担当責任者Elaine McGavin氏、OCSiAlグループの製品安全・規制業務のリードマネージャーGunther Van Kerckhove氏、およびChemsafe創設者Antonio Conto氏。
(左から右へ):Marko Sušnik, Elaine McGavin, Gunther Van Kerckhove, Antonio Conto およびDorothee Arns
Ziannah Dehlle Pasion氏、Telematicの規制スペシャリストーー世界調和システム(GHS)の分類と表示、および国際貿易への影響
Doo Yong-Kyoon氏(韓国国立化学物質安全研究所副所長)とMinji Kang氏(CIRS Koreaシニアコンサルタント)ーー韓国の化学物質規制について共同プレゼンテーション
Geoff Mackey博士、Plastics EuropeのUK地域マネージャーーー持続可能性、ESG、ネット・ゼロ・エミッションの実際的な意味
Bryan Zhou氏、CIRS Eueropeのサブマネージャーーー中国の化学物質規制、特に環境省令第12号令の概要
午後のパネルディスカッション
テーマ:化学業界が直面するグローバル・サプライチェーンの課題
司会:Ricardo Plcの製品規制チームリーダー、Gill Pagliuca氏
参加者:英国化学工業協会(CIA)の国際貿易・地域部長Ian Cranshaw氏、ビジネス通商部(DBT)のAlastair Gardner氏、NordShield副社長兼事業部長兼フィンランド毒性学会(FST)会長のGreta Waissi氏、およびkdc/oneホームケア規制担当ディレクターGiuliana Tacchini氏。
(左から右へ):Ian Cranshaw, Alastair Gardner, Greta Waissi, Giuliana Tacchini,および Gill Pagliuca
本イベントは、参加者の全会一致で褒めました。2024年グローバル化学物質規制サミットの成功裏の終了に伴い、2025年サミットの準備が開始されたことをお知らせいたします。次回の会議は、今年の勢いを引き継ぎ、規制分野における新たなトレンドに対応し、挑戦し続け、参加者の皆様にさらなる価値を提供できるものと確信しております。
本イベントを成功裏に終えることができたのは、以下のサポーターおよびスポンサーのご支援の賜物であり、心より感謝申し上げます:Chemsafe、Covalo、Lisam、REGARTIS、Telematic、Where to Buy Chemicals Directory。
また、以下の企業代表の出席も、心から感謝しております:
BYD (U.K.) Co., Ltd、Wanhua Chemical Group Co., Ltd、Hg Capital、Nordic Biotech Group、Syngenta、Fujifilm Specialty Ink Systems Limited、ZSCHIMMMER & SCHWARZ INTERPOLYMER SÀRL、KDC/ONE Home Care、SEPR Saint Gobain、OCSiAl Group AkzoNobel Decorative Paints、AkzoNobel Decorative Paints、Adey Innovation Ltd、Tronox、Scott Bader Company Ltd.