2021年後半年新規化学物質環境管理備案状況の公示について
Source: CIRS

2022年2月7日に、「新化学物質環境管理登記弁法」(生態環境部令第12号)第三十七条規定に基づき、2021年7月から2021年12月に渡り、受付された4,362部新化学物質環境管理備案状況を公布します。詳細は付属表にてご確認ください。

付属表:2021年7月—2021年12月新化学物質環境管理備案状況表(4,362部).pdf

 

12号令したの備案につき、1トン未満であれば、極簡単です。けれども、1トン以上のポリマー備案は、例え備案の受付番号を取得しても、この後、検査を受けて、五つの排除条件に適合しなければ、トン数量により、簡易登記若しくは常規登記を申請しなければなりません。

五つの排除条件は次のようです。

①  カチオン性ポリマー(例えば、ホスホニウムイオン、スルホニウムイオン、アンモニウムイオンなどとの共有結合を含むポリマー)
     若しくは自然の水環境でカチオン性ポリマーになる見込みです(例えば、アミン基、イソシアネートなどを含むポリマー)

②  不安定、分解しやすいポリマー(劣化、分解、解離しやすいポリマーと、生産または使用後に分解されるポリマーを含む)

*劣化、分解、解重合とは、酸化、加水分解、熱、光、溶媒、微生物などにより、ポリマーをより単純で小さな分子量の物質に分解する化学変化のこと

③  mn≥10000の吸水性ポリマー

*吸水性ポリマーとは、自身の重さの水を吸収できるポリマーであり、水に溶けるポリマーと自己分散または分散完了を含む水中に分散できるポリマーを含まない。

④  フッ素ポリマー

構造中にパーフルオロアルキルスルホン酸基、パーフルオロアルキルカルボン酸基、またはフッ素変性ポリマー構造フラグメントを含むフッ素ポリマー。

ポリマー分子内の炭素原子または硫黄原子に共有結合したパーフルオロアルキル構造片を有するフルオロポリマー。

⑤  不純物は除外で、下記の許容元素以外の元素を含むポリマー:

高分子の構成部分は炭素、水素、窒素、酸素、硫黄またはシリコン(C、H、N,O,SまたはSi)の少なくとも2つの要素が必要。

付加元素:炭素と共有結合するフッ素、塩素、臭素とヨード(F、Cl、BrとI)、及び単イオンの塩化物、臭素化物とヨウ素化物(Cl-、Br-とI-)

その他の許容される単イオン元素はナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、カリウム、カルシウム(Na+、Mg+2、Al+3、、K+とCa+2)及び重量比率が0.20%未満のリチウム、ホウ素、リン、チタン、マンガン、鉄、ニッケル、銅、亜鉛、錫、ジルコニア(Li、B、P、Ti、Mn、Fe,Ni,Cu,Zn,Sn,Zr)などの元素。

①③④⑤は、ポリマー自身の情報により、判断できるんですが、②だけが、証明書類(熱安定性試験など)が必要なんです。

 

注:上記①③④⑤は、ポリマー自身の情報により、判断できるんですが、②だけが、証明書類(熱安定性試験など)が必要で、ならびにラボに対し、資格の要求がないので、企業側から展開しても、いいんではないでしょうか。

 

弊社の全出資ラボは、熱安定性試験を展開できて、周期は5-6週ぐらいです。1トン以上のポリマー備案につき、ご質問がございましたら、お気軽にご連絡いただければと思われます。

 

 

 

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