2024年10月25日、EU消費者安全科学委員会(SCCS)はスプレー化粧品における香料成分Acetylated Vetiver Oil (AVO)の吸入毒性に関する最終的な意見(SCCS/1163/24)を発表しました。初歩的な意見は2024年3月5日に発表されました。
SCCSの評価結論は以下の通り:
吸入毒性と総曝露量に関するデータを考慮して、SCCSは、Acetylated Vetiver Oil (AVO)(α-トコフェロールが1%を含む)が芳香剤スプレー中に0.9%(w/w)、消臭剤スプレー中に0.05%(w/w)、ヘアスプレーとボディローションスプレー中に0.1%(w/w)の最大濃度でAcetylated Vetiver Oil (AVO) (α-トコフェロール1%含有)を使用することが安全だと考えています。
CIRSグループが自主研究開発した中国化粧品原料法規データベース(化粧品コンプライアンス)(妆合规)の検索情報により、Acetylated Vetiver Oil (AVO)は中国の「使用済み化粧品原料目録」(2021版)にはまだ収録されていません。
- SCCS/1663/24