簡易承認とは
EU殺生物性製品規則(BPR、Biocidal Product Regulation)又は連邦殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法(FIFRA、Federal Insecticide,Fungicide and Rodenticide Act)に基づき承認を得た殺生物物質に対して、韓国MOEは簡易承認の手続を定めています。
- データ提出免除の範囲を拡大する
- MOEによる事前評価を行い、免除される項目を公布する
対象物質
- 消毒剤、殺藻剤、殺鼠剤、殺虫剤及び忌避剤などの製品タイプに関する合計115種活性物質(猶予期間 2020年12月31日)
K-BPR既存殺生物物質リストには、EU BPR又はFIFRA承認を得た142活性物質が収載されています。142物質のうち、上記の製品タイプに属するのは115物質のみであり、2022年末までに承認される予定です。
申請プロセス
知っておくべきこと
物質情報を収集する期限は2020年10月16日までですが、最終的な免除項目の公布までまだ5ヶ月あり、引き続き物質情報を提出することも可能です。川下ユーザーから物質の用途、暴露などの情報を収集し、できるだけ早くMOEに提出すべきです。
最終的な免除項目リストは2021年6月に公布される予定であり、免除条件を明確化することが可能です。これらの物質に対して2020年末までの猶予期間を与えるため、正式な承認プロセスに1年半かかると予想されます。既存活性物質の申告・承認計画書の提出、製品タイプのコンソーシアム加入は早めに行うほうがいいです。必要な資料を準備し、免除項目リストが公布されたら、簡易承認に必要な申請資料をできるだけ早く提出することを推奨しています。
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