韓国 第四回の化学物質統計調査の実施開始 
Source: CIRS

化学物質管理法(CCA)によりますと、化学事故の対応措置に踏まえて国家安全保障の政策を策定するため、韓国の化学物質の統計調査が二年ごとに実施されています。この度、調査の主な内容は2020年に韓国国内における化学物質の種類、及び製造、貯蔵、使用、輸出入の状況です。


以下の条件の一つを満たす限り、企業が調査を受けることになります。

①  クリーンエア法(Clean Air Protection Act)第23条第1項又は水環境保護法(Water Environment Protection Act)第33条第1項に基づき、排出施設を設置又は報告する許可がある企業

②   化学品の製造、貯蔵、使用、輸出入を行う企業

③   年間処理量が以下の基準を超える企業:

A.   危険化学品:100 kg/年

B.   一般化学品:1,000 kg/年

(但し、C・D・Eの業種は処理する化学品の量に関わらず、調査を受ける)


業種と排出施設によって調査表の提出の締め切りが異なっています。

①   2021年6月30日まで:C・D・Eの業種に一・二・三・四種類の大気汚染物質排出施設または廃水排出施設がある企業

②   2021年7月31日まで:C・DまたはEの業種では①の内容に該当しない企業

③   2021年8月31日まで:その他の業種


*注:業種分類

[C] 製造業

[D]電力、ガス、蒸気、エアコンの供給

[E]水、汚水、廃棄物処理・リサイクル




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