中国化粧品原料安全情報及び原料伝達コードの申告
Source: CIRS

法規の背景

「化粧品登録備案資料管理規定」に基づき、登録者、備案者又は境内責任者は製品に使用される原料の製造業者情報を記入し、原料製造業者が発行した原料安全情報文書をアップロードしなければなりません。原料製造業者が「化粧品原料安全関連情報伝達指南」(附属12及び附属13)に基づく原料安全関連情報(附属14)を伝達した場合、登録者、備案者又は境内責任者は原料伝達コードを記入し、原料安全情報ファイルを関連します。

原料安全情報/原料伝達コード要求の移行期間について

2021.5.1から、化粧品登録備案を申請する際に、製品の配合原料出所と商品名情報を記入しなければならず、その中には「化粧品安全技術規範」に品質規格の要求がある原料が含まれている場合、さらに原料の品質規格証明又は安全関連情報を提出しなければなりません。

2022.1.1から、化粧品登録備案を申請する際に、「化粧品登録備案資料管理規定」の要求に基づき、防腐、日焼け止め、着色、染毛、シミ除去・美白機能を有する原料の安全関連情報を提供しなければなりません。

2023.1.1から、化粧品登録備案を申請する際に、「化粧品登録備案資料管理規定」の要求に基づき、全ての原料の安全関連情報を提供しなければなりません。

2023.5.1前に、既に登録又は備案を完了した化粧品を取得した場合、登録者、備案者は製品配合中のすべての原料安全関連情報を補充して提供しなければりません。

原料伝達コードの申請者

原料製造業者または授権された企業が申請します。

備考:化粧品原料製造業者とは、原料の安全に対して責任を負う企業を指し、原料の実際の生産メーカー、原料の実際の製造業者と同一のグループ会社に所属する関連企業又は原料の委託生産行為における委託企業です。同じ品質規格の原料安全情報は1つの企業にしか授権できません。

原料伝達コードの申請方式

中国境内のユーザー:NMPAオンライン事務ホール(https://zwfw.nmpa.gov.cn)の「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」モジュールを通じて直接ログインします。

中国境外のユーザー:「化粧品原料安全情報登録プラットフォーム」(http://ciip.nifdc.org.cn)でアカウントを開設後、ログインします。

原料伝達コード申請の流れ

資料要求

ユーザー権限開通

  1. 押印された企業情報表のスキャン書類
  2. 原料製造業者の主体証明書類
  3. 原料製造業者が発行した授権書(授権伝達の場合)

備考:

1)企業情報表中の「原料製造業者の名称」は企業の身分を識別し、原料製造業者にコードを付与する重要な根拠です。企業主体証明書類に記載された内容と一致しなければなりません。

2)登録を授権する場合、原料メーカーはすべての授権された企業に唯一かつ正確な原料メーカーの名称を通知し、原料伝達コードに同じ原料製造業者コードを使用することを保証しなければなりません。

3)境外原料製造業者が自分で伝達する場合、あるいは境外企業に授権して伝達する場合、原料製造業者の主体証明書類は中国公証機関が公証するか、中国使(領)館が認証しなければなりません。

原料安全情報

  1. 基本的な情報とプロセスの概要
  2. 原料のと特徴的指標
  3. リスク情報及び管理指標
  4. 国際的権威ある機関による評価の結論
  5. 他業界の使用要求概要
  6. その他説明すべき点

原料伝達コード開示情報

原料安全関連情報が情報プラットフォームを通じて提出されると、原料伝達コードが自動的に生成されます。原料伝達コードは5桁の生産者デジタルコード、6桁の原料デジタルコード、3桁の原料品質規格デジタルコードから構成されます。 NMPAが提出した原料安全性情報の原料組成と原料伝達コード情報の一部を開示システム(http://ciip.nifdc.org.cn/hzpYL/ylgsInfo)で公開します。

 

 

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