各関係単位:
海事局から、2022年2月8日に、ネットで《关于明确进出外高桥水域船载危险货物混合物组分申报要求的说明》(https://www.sh.msa.gov.cn/tzgg/83392.jhtml)を発布しました。最近、一部の船会社から船を予約する際に、完全な成分情報を強制的に要求していると一部の企業に反映されました。「長江保護法」第五十一条第二項の要求を正確かつ着実に実施し、非禁止輸送危険貨物の通常通りの輸送を保証し、企業の順調な作業を応援し、関連要求を更に下のように明確にします:
一、本《説明》にある“禁运货物”(輸送禁止貨物)は、《危险化学品目录》(2015 版)(危険化学品目録)の備考欄に“剧毒”(劇毒)が標識される化学品及び《内河禁輸危険化学品目録》(2019版)中の化学品を指します。「危険化学品目録(2015版)実施指南(試行)」第二条の関連要求によると、危険貨物が輸送禁止貨物に該当するかどうかを判断する唯一の基準はCAS番号です。
二、外高橋港を出入り、通過、積み替えようとする船積みのコンテナ式危険貨物が混合物であれば、危険貨物申告手続きを行うために、提供されるMSDSとしては、組成成分全部を開示することが推薦されます。組成成分情報に各組成成分の名称、比率およびCAS番号などが含まれるべきです。
三、MSDS中の組成成分情報が全部表示されている混合物としては、下の要求に基づき、実施されます:
(一)すべての組成成分が輸送禁止物質の対象外であれば、輸送禁止貨物の対象外となり、外高橋港エリアを出入り、通過又は積み替えることができます。
(二)一部の成分が輸送禁止物質であれば、“健康有害性-急性毒性区分”、“ 水生環境有害性-急性毒性有害性区分”、“ 水生環境有害性-長期有害性区分”のGHS区別を提供する必要があります。こちらの三つ区分は、同時に区分1に該当しなければ、非輸送禁止貨物として、受付されます。
けれども、上記いずれかの区分が1に該当すれば、輸送禁止貨物対象とみなされ、外高橋港エリアを出入り、通過、積み替えることが禁止されます。
四、MSDS中の成分が全部開示されていない混合物としては、下の要求に基づき、実施されます:
(一)“健康有害性-急性毒性区分”、“ 水生環境有害性-急性毒性有害性区分”、“ 水生環境有害性-長期有害性区分”のGHS区別を提供し、三つの区分が同時に1でなければ、非輸送禁止貨物として、受付されます。
(二)上記いずれかの区分が1に該当すれば、別途で、混合物の有害性分類1に貢献する全部の有害性成分情報(成分の名称、比率およびCAS番号)を提出するべきです。こちらの要求は、《化学品安全技術説明書の作成指南》(GB/T 17519-2013)3.3.2“混合物”-表1“混合物健康及びび環境危害成分濃度制限値”限制の要求に適合しません。
上記の危険有害性成分は、輸送禁止貨物の物質に該当すれば、輸送禁止貨物の対象とみなされ、外高橋港エリアを出入り、通過、積み替えることが禁止されます。
五、上記第三、四項が述べた“GHS类别指标”(GHS区分)及び“相关危害成分信息”(関連有害性成分の情報)を申告する際に、書面による保証で、提出できまして、MSDSを改めて改訂する必要がありません。
六、本《説明》第二、三、四、五項の要求は、船積危険貨物混合物のみに適用し、MSDS第三部分に“物質”(Substance)と明記される貨物に適合しません。
七、必要であれば、弊局は事前検証と公示サービスを提供できます。企業から、関連技術資料を事前に送っていただき、検証により、輸送禁止貨物の対象でなければ、ネットで公示します。
ネット公示のリンク:https://www.sh.msa.gov.cn/wfglrdxx/83853.jhtml
連絡者:王华
連絡電話:66072810/13012853482
メール:wanghua@shmsa.gov.cn
ここで特別に説明する。
上海海事局より
2022年5月11日