2020年6月8日、中国国家食品安全リスク評価中心(CFSA)はCFSA技術審査を通過した2件の食品関連製品新規品種を公表し、社会意見募集を開始しました。中に、使用範囲を拡大する食品接触材料及び製品用添加物が1件あり、もう1件は使用範囲を拡大する食品接触材料及び製品用樹脂です。意見募集締切日は2020年6月29日です。
1. 使用範囲を拡大する食品接触材料及び製品用添加物
製品名称 | ポリエチレン |
英語名称 | Polyethylene |
CAS番号 | 9002-88-4 |
使用範囲 | プラスチック:POM |
最大使用量(%) | 0.3 |
特定移行制限量(SML)/(mg/kg) | / |
最大残留量(QM)/(mg/kg) | / |
説明 | 当物質を添加したPOMプラスチック材料及び製品の使用温度は121℃以下となる。 |
2. 使用範囲を拡大する食品接触材料及び製品用樹脂
名称 | 2-Propenoic acid, polymer with 1,3-butadiene and ethenylbenzene |
CAS番号 | 25085-39-6 |
使用範囲 | 接着剤 |
最大使用量(%) | 製造必要から、適量使用 |
特定移行制限量(SML)/(mg/kg) | 6(アクリル酸の量で計算する) ND(1,3-ブタジエン、DL=0.01 mg/kg) |
最大残留量(QM)/(mg/kg) | 1(1,3-ブタジエン) |
説明 | 当物質を原料として製造される接着剤は、食品に間接接触する感圧接着剤としてしか使用できない。使用条件は室温でタンク充填して室温下長期保存(T≤ 70℃、t≤2 h 又は T≤100 ℃、t≤15 min条件下のホットタンク充填及びパスチャライゼーション)となる。 |
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