オーストラリア連邦労働安全庁(Safe Work Australia)は政府機構として、国家政策を制定し、危険化学品製造又は輸入についての法規制も制定しています。
労働安全庁として、行動規範を制定し、個体又は企業に化学品管理に義務付けられます。例えば、オーストラリア連邦国内に製造、輸入、処理又は貯蔵する化学品に対して、当該化学品のSDS又は危険化学品標札の使用及び準備に関する行動規範を制定します。
危険化学品
危険化学品には、正確に保管ができないと、健康及び安全に大きな危険性がある物質、混合物質又は物品を含みます。危険化学品を規範管理するため、労働安全庁により具体的な責任又は義務を詳しく規定します。労働安全衛生法規則(WHS法規制 Work Health and Safety (WHS) Regulations)第7章によって、各州又は各地域の労働安全庁地方当局の協働の動きで管理するとなります。
オーストラリア連邦GHS
2012年1月1日、オーストラリア連邦労働安全庁モデルWHS法規制により、GHSは初めて導入されました。5年間の移行期間が設けられていました。移行期間に、化学品製造者又は輸入者が改めて化学品を分類し、SDS及び標札を変更しなければなりません。
最近、国連グローバルGHSに規定している化学品分類及び標札規定基準を参考し、WHS法規制についての補足又は修正には、新規危険分類とコミュニケーションシステムがあります。(UN GHS リンク)
けど、WHS法規制又はその要求について、西オーストラリ州ア及びビクトリア州により採用られないと決めます。当該二つの州に適用するGHSの実施が2017年1月1日以後になります。
オーストラリア連邦 六つの州と二つの特別地域
•ニューサウスウェールズ州 NSW
•ビクトリア州 VIC
• クイーンズランド州 QLD
• 南オーストラリア州 SA
• 西オーストラリア州 WA
• タスマニア州 TAS
• ノーザンテリトリー NT
• オーストラリア連邦首都特別地域 ACT
ほかの要求
GHSのほか、WHS法規制に化学品管理要求について詳しく規定しています。WHS法規制により、危険化学品の製造者又は輸入者に各種の義務を付けられます。SDS及び標札の表示で、当該危険化学品を販売する際、購買者の健康及び安全に意外な危害を引き起こさないように保障しなければなりません。
WHS法規制は企業管理者(貿易又は業務管理者)に対して、もっと重要な要求があります。
- 製造者又は輸入者から主な危険化学物質のSDSを得ること
- 危険化学品の正確に使用、処理、貯蔵又は表示すること
- 危険化学品登録又は表示の正確なメンテナンス(指定数量を超える場合)
- 大量の危険化学品を貯蔵すると、管理部門にお知らせることが必要(緊急サービスための緊急救援計画を含む)
- 作業場で大量の危険化学品を貯蔵される場合には、掲示板で注意することが必要
- 適切なコントロール措置に対する審査を含み、危険化学品の暴露をコントロールすること(特別な措置で火災、爆発及び化学反応を食い止める、安定性又は標札の表示)
- 必要に応じて、化学品漏れ防止システムの設定
- 危険化学品作業場にて接触基準を合致すること
- 関係従業員に健康監視を提供すること
- 従業員に情報、トレーニング、指導、監督を提供すること
- 禁止発がん性物質及び制限発がん性物質の使用、処理又は貯蔵の資格
処罰
WHS法規制に従わない場合には、その違法する程度及び性質によって違います。一般的には、個人の場合6,000 AUD(約 50万円)、企業の場合30,000 AUD(約 252万円)という罰金を課します。なお、WHS法規制により、傷害死亡さらに重傷を負わせると、600,000 AUD(約 5043万円)の罰金を課す可能性があり、さらに5年の禁固に処せられます。
ご提案
危険化学品の使用は各州また各地域の労働安全地方当局により規定していることをご注意ください。ある司法管轄地域にて法律効力を得るため、当該司法管轄地域で行動規範を承認しなければなりません。更なる指導が必要であれば、最初に連絡しなければならないのは各州又は各地域の労働安全庁地方当局であります。当該地方当局により、関係情報及びサービスを提供し、作業場の健康又は安全を管理することになります。
連絡先
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