2017年10月18日、韓国環境部は、K-REACHにおいて危険有害性がない物質(UN GHSより分類される)に関するデータ要求を大幅に緩和することを発布しました。その緩和されるデータ要求が2018年6月から実施する予定です。
K-REACHの発効にしたがい、業界はすでに危険有害性がない物質に対するデータ要求が、危険有害性不明または危険有害性がある物質に対するデータ要求と一致する水準を納得できないことを示しました。UN GHSより危険有害性がない物質に分類されると、届出データ要求の簡素化を実施すべきと表示しました。今回の提案は、危険有害性がない物質に対するデータ要求が47項から15項までに減らすようになります。該当企業にとって、届出コストの減少も実現できます。
同提案は、年間1トン未満の中間体の登録簡素化も実施する予定です。1トン以上の登録対象中間体を製造・輸入する前に、製造者または輸入者より簡素化の届出書類を提出し、15項のデータ要求を決定します。「グループ」で金属化合物が登録できるというOECD及びEUのやり方を参考し、同じような性質を持っている物質の場合には、2018年6月以降、単一物質として登録可能です。
なお、同提案は、2018年6月から実施する予定なので、すでに登録対象既存化学物質として公示された510物質、そのデータ要求が変わりません。
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