2025年9月12日、米国食品医薬品局(FDA)は、化粧品に関する有害事象の公開検索プラットフォーム(FAERS)を正式に公開しました。当該対話型ツールは、一般市民が化粧品の有害事象データをリアルタイムで検索・取得できるようにすることを目的としており、関連報告は毎日更新されます。規制の透明性および市民参加の強化が図られています。

プラットフォームのデータには、「化粧品規制近代化法(MoCRA)」に基づき化粧品の責任事業者から提出された重篤な有害事象報告のほか、医療専門家、消費者、美容師、その他の個人からFDAに自主提出された有害事象報告が含まれます。対象となる製品カテゴリーには、保湿クリーム、シャンプー、コンディショナー、ヘアカラー製品、タトゥー関連製品などが含まれます。
利用者は当プラットフォームを通じて、製品名や有害事象の用語など、さまざまな検索条件に基づいて関連報告を検索・閲覧することができます。また、有害事象の重大度、報告日、報告種別などの基準で結果を絞り込み・並べ替えることも可能です。多角的かつ精密な検索機能により、ユーザーは必要な情報を効率的に取得でき、データ活用の利便性が一層高まります。
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