中国NHC&中国SAMR 4件の漢方薬原料を食薬両用リストに正式に追加
Source: NHC&SAMR

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2024年8月26日、中国国家衛生健康委員会(NHC)と中国市場監督管理総局(SAMR)は「2024年第4号」公告を公布し、4件の漢方薬原料を医食同源リスト(中国では、「食薬両用リスト」とも呼ぶ)に正式に追加します。つまり、これから、この4件の漢方薬は食品原料として、健康食品だけではなくて、一般食品にも添加できます。

今回追加する4件の漢方薬原料は以下の通りです。

NO.

名称

ラテン名称

部位

制限量(mg/kg)a,b

1

地黄(ジオウ)

Rehmannia glutinosa Libosch.

Pb:≤1.0

Cd:≤0.5

As:≤1.0

Hg: ≤0.2

2

ジャノヒゲ

Ophiopogon japonicus(L.f)Ker-Gawl.

Pb:≤1.0

Cd:≤0.5

As:≤0.5

Hg: ≤0.1

3

クサスギカズラ

Asparagus cochinchinensis(Lour.) Merr.

Pb:≤1.0

Cd:≤0.5

As:≤1.0

Hg: ≤0.1

SO2: ≤400

4

橘紅(きっこう)

Citrus grandis‘Tomentosa’

外層果皮

Pb:≤1.0

Cd:≤0.1

As:≤05

Hg: ≤0.1

Citrus grandis(L.)Osbeck

説明:

a:「鉛(Pb)」、「カドミウム(Cd)」、「ヒ素(As)」、「水銀(Hg)」、「二酸化硫黄(SO2)」それぞれは「GB 5009.12」、「GB 5009.15」、「GB 5009.11」、「GB 5009.17」、「GB 5009.34」方法に従って検測。農薬制限量は農業農村部の相関規定に合致しなければならない。

b:制限量は乾燥品で計算する。新鮮品の制限量は乾燥品の水分に基づいて換算。

 

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