2024年10月25日、中国国家食品安全リスク評価中心(CFSA)はCFSA技術審査を通過した3件の食品関連製品新規品種を公表し、社会意見募集を開始しました。
意見募集締切日は2024年11月24日です。
使用範囲、使用量拡大の食品接触材料及び製品用添加物(1件)
名称 | Behenamide |
CAS NO. | 3061-75-4 |
使用範囲 | プラスチック: PBT、PLA |
最大使用量/(%) | 0.4 |
特定移行限量 (SML)/(mg/kg) | / |
最大残留量 (QM)/(mg/kg) | / |
説明 | 当物質を添加するPBT、PLAプラスチックは、使い捨てに限る。 室温充填(熱充填、パスツール殺菌または他の熱処理を含む)してから室温長期保存(t>3d)条件下に使用。 上記制限使用要求は「GB 4806.1 食品安全国家標準 食品接触材料及び製品通用安全要求」に従って表示しなければならない。 |
新規食品接触材料及び製品用樹脂(2件)
名称 | 1.1,4-Benzenedicarboxylic acid, polymer with 2-methyl-1, 3-propanediol and tricyclodecanedimethanol |
CAS NO. | 1699749-26-2 |
使用範囲 | 塗料とコーティング |
最大使用量/(%) | 25(コーティングフィルムの乾燥重量で計算) |
特定移行限量 (SML)/(mg/kg) | 7.5(1,4-benzenedicarboxylic acid) 5(2-methyl-1, 3-propylene glycol) 0.05 (4, 8-tricyclic [5.2.1.02,7] decandimethyl alcohol) |
最大残留量 (QM)/(mg/kg) | / |
説明 | 当物質を原材料として製造される塗料とコーティングは、乳幼児専用の食品接触材料及び製品の製造に用いられない。使用温度は「≤131°C」となる。 上記制限使用要求は「GB 4806.1 食品安全国家標準 食品接触材料及び製品通用安全要求」に従って表示しなければならない。 |
名称 | Polymer of 1,3-phthalic acid, 1,4-phthalic acid, phthalicanhydride, maleic anhydride and1,2-propylene glycol, 1,2-ethyleneglycol, diethylene glycol, copolymerof styrene |
CAS NO. | 1253842-93-1 |
通用類別名 | 不飽和ポリエステル樹脂(UP) |
使用範囲 | プラスチック |
最大使用量/(%) | 製造必要性に応じて適量使用 |
特定移行限量 (SML)/(mg/kg) | 5(1, 3-phthalic acid) 7.5(1, 4-phthalic acid) 30(maleic acid) 30(glycol) |
最大残留量 (QM)/(mg/kg) | / |
説明 | 当物質を原材料として製造されるUPプラスチック及び製品は、乳幼児専用の食品接触材料及び製品の製造に用いられない。使用温度は「≤70°C」となる。アルコール含有量≥20%の食品と接触しない。S/Vは「≤2 dm²/L(kg)」となる。 上記制限使用要求は「GB 4806.1 食品安全国家標準 食品接触材料及び製品通用安全要求」に従って表示しなければならない。 |
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