2025年01月07日、中国国家衛生健康委員会（NHC）は梁河滇皂荚の新食品原料申請（卫食新申字(2024)第0021号）を審査終止とし、それを地方特色食品として認定しました。これにより、梁河滇皂荚は地方特色食品として管理され、市場への流通が許可されます。

由来：中国NHC受理情報と審査終止目録

今回の梁河滇皂荚は、CIRSより申請代理します。CIRSは企業と協力し、申請受理から認可まで僅かな1.5ヶ月が掛かります。

梁河滇皂荚とは

梁河滇皂荚は、豆科（Fabaceae）皂荚属（Gleditsia）滇皂荚（Gleditsia japonica var. delavayi (Franch.) L.C.Li）果実の外胚乳であり、俗に皂角米と呼ばれます。皂角米は、豊富な栄養成分とさっぱりとした口当たりで、「植物の燕の巣」と称され、飲食や健康製品で非常に人気があります。

皂角米は長楕円形で、一端がやや細く尖っており、粒は爪のように薄く、表面は平滑で、味は淡く、色はゼラチン質の半透明で、天然の米の香りがします。水に浸すと、白玉のような色で、クリスタルのように透明感があります。

皂角米は栄養成分が豊富で、栄養素種類も完全で、エネルギー供給が充分な高炭水化物、低タンパク質、低脂肪の食品です。加熱すると、豊富なゼラチン質が放出され、半透明のゼラチン層を形成し、口当たりが滑らかで繊細で、喉を潤す効果や乾燥を和らげる効果があります。

皂角米は、高エネルギー、高食物繊維、低脂肪の原料として、中国民間で長い食用の歴史があります。直接食べることができるだけではなくて、食品加工分野でも大きな可能性を示しています。含まれる半乳マンニグリカンにより、優れた原料となっています。国内ではすでに多くの特許研究が行われ、麺類、粉条、乳製品、ビスケット、粥など様々な食品に応用されています。市場には既に多くの皂角米を原料とした製品が登場しています。

また、皂角米も一定の薬用価値あり、古典的な薬草書籍である「本草綱目」にも記載があります。

皂角米の豊富な栄養成分と独特の食感に基づき、国内外の市場で広範な応用の展望が期待されています。

CIRS食品事業部について

CIRS食品事業部は、2012年に創立され、1,000社の国内外食品関連企業の為にワンストップの法規制対応をサポートします。中国三新食品（新食品原料、新規食品添加物、新規食品接触物質）、合成生物学（遺伝子組換え）三新食品、米国GRAS認証、EU Novel Food 認証、中国保健食品、中国特殊医学用途調整食品（FSMP）などの分野において数多くの成功実績を持ちます。

詳しくはCIRS食品事業部法規制対応一覧にご参考ください。