2024年4月30日、中国食品医薬品検定研究院（中検院と略称する）は化粧品の安全性評価に関する一連の法規文書を発表しました。「化粧品安全性評価資料提出ガイドライン」、「化粧品リスク物質識別と評価技術ガイドライン」、「国際権威機関化粧品安全性評価データ索引」、「上市済み製品原料使用情報」、「毒性懸念閾値（TTC）法の適用に関する技術ガイドライン」、「相互参照（Read-across）方法応用技術ガイドライン」、「化粧品原料データ使用ガイドライン」を含みます。その中で、「化粧品安全性評価資料提出ガイド」はリスク管理原則に基づき、化粧品安全性評価資料の提出状況を分類します。また、化粧品安全性評価報告書の自己検査要点を制定し、企業が製品安全性評価を展開するよう指導します。

これに先立ち、NMPAの「化粧品安全評価技術ガイドライン（2021年版）」公告（2021年第51号）によると、2024年5月1日までに、化粧品登録者、備案者は「技術ガイドライン」の関連要求に基づき、簡略版製品安全性評価報告書を提出することができます。法規の規定によると、移行期間では簡略化された評価書が適用されますが、今年5月から企業は完全版の安全性評価報告書を提供する必要があります。

2024年4月22日、NMPAは「化粧品安全性評価管理の最適化に関する若干の措置」という50号公告を発表しました。2025年5月1日までに簡略化安全性評価報告書を提出できる前提は、企業の研究開発資料の重複投入を避けるためであることを明確に示しています。

国家の関連性政策法規と最適化措置の公布に伴い、2024年5月1日、完全版安全性評価報告制度が化粧品業界内で効果的に実行されるようになりました。これについて、CIRSグループは6月14日、19日、20日、21日に「中国化粧品完全版安全性評価の最新要求」に関する無料オンラインセミナーを開催する予定で、興味がある方は是非ご参加ください。本セミナーは企業に中国化粧品完全版安全性評価の最新法規要求を紹介し、企業が化粧品完全版安全性評価報告書を順調に提出できるよう協力します。

要旨

中国化粧品の完全版安全性評価の最新要求

時間

費用

無料

講演者の紹介

陶飛群、化粧品法規技術担当、CIRSグループ日化事業部

日本分野で8年以上の化粧品登録備案経験があります。中国毒性学会が認定した毒性学者です。主に一般化粧品備案と特殊化粧品登録の技術仕事を担当しています。すでにヨーロッパ、韓国、日本などの国内外の化粧品企業に、千以上の輸入及び国産化粧品の登録備案を完了しました。子供の洗顔と日焼け防止製品、大人のスキンケア、メークアップ、美白、日焼け止め、脱臭防止、カラーリング、パーマなどの製品が含まれています。大韓化粧品産業研究院（KCII）が開催した化粧品安全性評価研修関連会議に2年連続で招待され、中国化粧品安全性評価完全版の安全性評価に関するテーマの内容を共有しました。

パク・ギョンミ、化粧品法規シニアコンサルタント、CIRSグループ韓国子会社

韓国では10年以上中国関連業務に従事しており、そのうち化粧品法規分野では6年の経験があります。主に韓国化粧品企業に中国化粧品法規コンサルティングと登録プロジェクトの管理業務を担当しています。すでに千以上の韓国化粧品が中国市場に順調に進出することに成功しました。

張文博、化粧品法規コンサルタント、CIRSグループ日化事業部

日化分野で3年以上の化粧品法規の追跡に従事し、主に国内外の化粧品及び原料企業に中国化粧品法規コンサルティングと製品登録備案プロジェクトの管理を担当しています。日本、オーストラリアなどに輸出化粧品のコンプライアンスのコンサルティングも担当しています。国内外の企業80社以上にコンプライアンスのコンサルティングを提供することに成功しました。

鄭丹瀅、化粧品法規コンサルタント、CIRSグループ日化事業部

CIRSグループの日化事業部で3年間の化粧品法規の追跡に従事し、主にヨーロッパと中国国内の化粧品企業に中国化粧品法規のコンサルティングと登録備案管理を提供します。中国化粧品、洗濯製品、消毒製品、アメリカ、ヨーロッパ、東南アジアなどの法規政策要求を熟知し、Bristex、THOM BROWNE、Stenders、Fragonardなどの国際的に有名なブランドに製品の備案サービスを提供しました。