農薬登録新規:土壌施用粒剤及び輸出専用新規農薬登録に関わる重要通知
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2022年8月1日、農業農村部栽培管理司(農薬管理司)は、第21回農薬登録情報を公表するとともに、審査会で議論された2つの議題を公表した。2つの議題は、主に農薬粒剤の登録と輸出専用新農薬の登録に関するもので、詳細な管理措置は以下の通り:

  1. 農薬粒剤の登録。粒剤を土壌に施用して地上部の作物病害虫を防除する方法は、施用方法が粗雑で、防除対象への選択性が低く、施用量が多いため、農薬の使用量削減と効果向上に合致せず、生態環境の保護に不利であり、グリーン発展の理念と矛盾している。土伝病害または地下害虫の防除を除き、原則として土壌施用による地上部病害虫防除用の粒剤製品の登録を承認しないことを提案する。  
  2. 輸出専用新農薬の登録。輸出専用新規農薬登録における毒性学資料については、JMPR(FAO/WHO農薬残留合同会議)、EFSA(欧州食品安全機関)、USEPA(米国環境保護庁)等の公式機関が公表した資料の提出を認める。上記資料が提出できない場合は、『農薬登録管理弁法』第16条に準拠した毒性学試験報告書(農業農村部認定の試験機関または中国と相互承認協定を締結した海外機関発行)の提出が必須となる。

現在農薬粒剤もしくは輸出専用新農薬の登録手続きを進行中の企業は、本規定に従い関連する登録資料を整備するよう注意されたい。

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