「GB 7718」再び社会意見募集、デジタルラベルなどの規定を新増!
Source: NHC

2024年1月19日、中国国家衛生健康委員会(NHC)は「包装済み食品ラベル通則(意見募集稿)」(以下は「GB 7718 意見募集稿」と略称)を公布し、社会意見募集開始しました。意見募集締切日は2024年2月29日です。

各企業が包装済み食品ラベル今後の要求を事前に把握できますように、CIRSは「GB 7718 意見募集稿」正文内容と修訂説明を合わせて、今回の「GB 7718 意見募集稿」の重要変化をまとめます。

1. ラベルの文字サイズを修訂

包装済み食品ラベルにての強制的な表示内容の文字高さ要求を修訂し、包装の最大表面面積に基づいて以下3類に分けられます。

包装物或包装容器最大表面面積(X)

文字の最小高さ/mm

60 cm2≤X<150 cm2

1.8

150 cm2≤X<400 cm2

2

X≥ 400 cm2

2.5

2. アレルギー物質を強制的表記となる

直接添加のアレルギー物質は、推奨的表記から強制的表記に修訂します。また、製造ラインからもたらす可能なアレルギー物質は、推奨的表記となります。

3. 複合原料の表記方式を規範化

「原材料表」箇所に複合原料の名称を表記し、そして、カッコ内に複合原料の原始原料を添加量多少に従ってそれぞれ列記しなければならなくて、原始原料を展開記載して他の原料と合弁表記してはなりません。また、複合原料の中に更に複合原料がある場合、その原始原料を更に展開記載しなくてもいいです。

4. 期日の表記要求を明確化

「年、月、日」の順序に従い製造期日と賞味期限をはっきり表記しなければなりません。賞味期限が1年及び1年以上の場合、製造期日を表記しなくてもいいです。期日表記文字の高さは「≥3 mm」となり、「高さ:幅」が「3:1」より大きくしては不適合です。

5. デジタルラベルの規定を新増

食品製造者に、包装済み食品ラベルが法規標準要求に合致できる前提で、デジタルラベルを利用して食品情報を同時に展示することを励ます。デジタルラベルは食品ラベルと見なし、その展示内容も法規標準要求に合致しなければなりません。デジタルラベルは、企業にとって食品ラベルパネルを節約でき、消費者にとって食品情報取得も便利になります。

6. 輸入食品ラベル要求を規範化

  1. 輸入包装済み食品ラベルにての全ての見られる表示内容(原語パッケージと中国語ラベルの内容を含む)は、中国相関規定に合致しなければなりません。中国語ラベルについて、強制的な表示内容の中国語・外国語は一々対応関係を有しなければなりません。ラベルにてのほか外国語や繁体中文の表示内容は規範的な漢字と対応関係を有しなければなりません。(商標などは除外)
  2. 原産国(地区)の表記要求を細則化し、「中華人民共和国輸出入貨物原産地条例」と一致保持します。例えば、充填または小分け包装の国家や地区が原産国と不一致する場合、充填または小分け包装の国家や地区を同時に表記しなければなりません。

7. 食品安全と直接関係無しの「ラベル瑕疵」を明確化

市場監督管理部門の「ラベル瑕疵」判定の参考になり、不必要な行政コストと業界負担を減少しますように、「GB 7718 意見募集稿」は字体、サイズ、高さ、最大表面面積要求などの食品安全と直接関係無しの書式要求を、標準の正文から付録に移動します。

まとめ

修訂の「GB 7718 意見募集稿」は上述した重要変化以外、他の調整内容と細則化内容も一杯あります。例えば、「無」や「不含有」の制限性使用要求を追加、「不添加」や「不使用」などの言語を使用不可な要求を追加、食品ラベルにての食品宣伝用語を規範化、食品宣伝用語の基本的な要求を標準に明記、など。将来、中国当局が正式版「GB 7718」を公布した後、細かいポイントを漏れることを防ぐ為に、企業は各条項をよく精読しなければなりません。包装済み食品ラベルの要求や設計について何か確認したい点がございましたら、CIRS食品事業部にお問い合わせください。

お問い合わせ:service@cirs-group.com

 

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