中国CFSA 「グルコシルヘスペリジン」、「L-エルゴチオネイン」など4件の新食品原料について社会意見募集開始
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新食品原料,CFSA,ヘスペリジン,エルゴチオネイン,フィブロイン,ポリグルタミン酸

2025年4月22日、中国国家食品安全リスク評価中心(CFSA)はグルコシルヘスペリジン、L-エルゴチオネイン(7つ製造方法)など4件の新食品原料を公表し、社会意見募集(パブリックコメント)を開始しました。

今回意見募集の締切日は2026年5月22日です。詳細状況は以下の通りです。

 

グルコシルヘスペリジン

名称

グルコシルヘスペリジン

英語名称

Glucosyl hesperidin

基本情報

構造式

新食品原料,CFSA,ヘスペリジン,エルゴチオネイン,フィブロイン,ポリグルタミン酸

CAS番号:161713-86-6

分子式:C₃₄H₄₄O₂₀

相対分子量:772.70

製造工程

カンキツ類果実由来のヘスペリジン及びデキストリンを原料とし、酵素触媒反応、精製、ろ過、濃縮、乾燥などの工程を経て製造される。

推奨摂取量

≤500 mg/日

(α-グルコシルヘスペリジンの含有量が「75g/100g」で計算。当含有量に超える場合は実際含有量で換算)

他の説明

  1. 使用範囲と最大使用量:乳及び乳製品(調製乳と風味発酵乳0.5 g/kg、調製粉乳は溶解後の液体重量に従って換算、チーズ、プロセスチーズ、チーズ製品、練乳は生乳原料の倍数に基づき換算)、飲料類(液体飲料≤50mL包装 5 g/kg、51-500mL包装 0.5 g/kg、固体飲料は溶解後の液体重量に従って換算)、ゼリー(10 g/kg)、カカオ製品、チョコレートとチョコレート製品(代カカオチョコレート及び製品を含む)(10 g/kg)、キャンデー(28 g/kg)。
  2. 乳幼児、妊婦、乳母は不適用となり、ラベル及び説明書に不適用対象者および摂取制限量を記載しなければならない。
  3. 品質規格要求と食品安全指標は付属を参考。

 

シルクフィブロイン

名称

シルクフィブロイン

英語名称

Silk fibroin

製造工程

カイコ(Bombyx mori)の白繭を原料とし、脱セリシン、水洗、塩溶解、ろ過、乾燥などの製造工程を経て調製される。

推奨摂取量

≤10 g/日

(タンパク質の含有量が「96g/100g」で計算。当含有量に超える場合は実際含有量で換算)

他の説明

  1. 乳幼児、妊婦、乳母は不適用となり、ラベル及び説明書に不適用対象者および摂取制限量を記載しなければならない。
  2. 品質規格要求と食品安全指標は付属を参考。

 

γ-ポリグルタミン酸ナトリウム

名称

γ-ポリグルタミン酸ナトリウム

英語名称

Sodium Polyglutamate

基本情報

構造式

新食品原料,CFSA,ヘスペリジン,エルゴチオネイン,フィブロイン,ポリグルタミン酸

分子式:[C5H6NaNO3]n,n=50~15000

製造工程

グルタミン酸ナトリウム、ブドウ糖、リン酸水素二カリウム、硫酸マンガン及び硫酸マグネシウムを原料とし、バチルス・サブティリス XK-21(Bacillus subtilis XK-21)による発酵、膜ろ過、アルコール沈殿、乾燥などの工程を経て製造される。

推奨摂取量

≤600 mg/日

(γ-ポリグルタミン酸ナトリウムの含有量が「75 g/100g」で計算。当含有量に超える場合は実際含有量で換算)

他の説明

  1. 使用範囲と最大使用量:乳及び乳製品(調製乳と風味発酵乳0.6 g/kg、調製粉乳は溶解後の液体重量に従って換算、チーズ、プロセスチーズ、チーズ製品、練乳は生乳原料の倍数に基づき換算)、飲料類(液体飲料≤50mL包装 6 g/kg、51-500mL包装 0.6 g/kg、固体飲料は溶解後の液体重量に従って換算)、ベーカリー食品(3 g/kg)、冷凍飲料(6 g/kg)、カカオ製品、チョコレートとチョコレート製品(代カカオチョコレート及び製品を含む)(6 g/kg)、キャンデー(6 g/kg)。
  2. 乳幼児、妊婦、乳母は不適用となり、ラベル及び説明書に不適用対象者および摂取制限量を記載しなければならない。
  3. 品質規格要求と食品安全指標は付属を参考。

 

L-エルゴチオネイン

名称

L-エルゴチオネイン

英語名称

L-ergothionein

基本情報

構造式

新食品原料,CFSA,ヘスペリジン,エルゴチオネイン,フィブロイン,ポリグルタミン酸

CAS番号:497-30-3

分子式:C9H15N3O2S

相対分子量:229.30

製造工程

製法1:ブドウ糖、酵母ペプトン、酵母粉末などを原料とし、Rhodotorula toruloides SH293 による発酵、ろ過、クロマトグラフィー、脱色、結晶化、遠心分離、乾燥などの工程を経て製造されます。

製法2:酵母粉末、ヒスチジン、L-システインなどを原料とし、Escherichia coli EGT (DE3)による発酵、遠心分離、濃縮、ろ過、結晶化、乾燥などの工程を経て製造されます。

製法3:ブドウ糖、酵母ペプトン、酵母粉末などを原料とし、Escherichia coli HXRX‑SPE7による発酵、分離、濃縮、結晶化、遠心分離、乾燥などの工程を経て製造されます。

製法4:ブドウ糖、酵母エキス、酵母ペプトンなどを原料とし、Escherichia coli K12 EGT1125による発酵、ろ過、クロマトグラフィー、結晶化、乾燥などの工程を経て製造されます。

製法5:ブドウ糖、酵母粉末などを原料とし、Escherichia coli ERG2201による発酵、ろ過、濃縮、脱色、結晶化、遠心分離、乾燥などの工程を経て製造されます。

製法6:ブドウ糖、酵母ペプトン、酵母エキス粉末などを原料とし、Escherichia coli EG32による発酵、ろ過、精製、濃縮、結晶化、乾燥などの工程を経て製造されます。

製法7:トリメチルヒスチジン、システイン、3‑メルカプトプロピオン酸、液体臭素を原料とし、加熱、分離、再結晶、ろ過、乾燥などの工程を経て製造されます。

なお、上記製法2~6の生産菌株に関する詳細情報は付録に記載します。

推奨摂取量

≤20 mg/日(乾物換算)

他の説明

  1. 使用範囲と最大使用量:乳及び乳製品(調製乳と風味発酵乳20 mg/kg、粉乳と調製粉乳は溶解後の液体重量に従って換算、チーズ、プロセスチーズ、チーズ製品、練乳は生乳原料の倍数に基づき換算)、飲料類(液体飲料≤50mL包装200 mg/kg、51-500mL包装20 mg/kg、固体飲料は溶解後の液体重量に従って換算)、ベーカリー食品(200 mg/kg)、カカオ製品、チョコレートとチョコレート製品(代カカオチョコレート及び製品を含む)(400 mg/kg)、キャンデー(400 mg/kg)。
  2. 乳幼児、妊婦、乳母は不適用となり、ラベル及び説明書に不適用対象者および摂取制限量を記載しなければならない。
  3. 品質規格要求と食品安全指標は付属を参考。

CFSA原文