S‑アセチルグルタチオン(SAG) Novel Foodとしての安全性に関するEFSA評価が完了
Source: CIRS

概要:EFSAの評価によると、S‑アセチルグルタチオン(SAG)は提案された使用条件下において新規食品(Novel Food)として安全であるとされた。

欧州委員会の要請を受け、EFSA栄養・新規食品・食品アレルゲン専門家パネルは、規則(EU)2015/2283に基づき、S‑アセチルグルタチオン(S‑acetyl glutathione、SAG)を新規食品(Novel Food、NF)とする安全性に関する科学的意見を公表した。

S‑アセチルグルタチオンはSAG含有量が97%(w/w)を超える。SAGはシステイン、グルタミン酸、グリシンから構成される化学合成由来のアセチル化トリペプチドである。当該新規食品の製造プロセス、組成、規格に関して安全性上の問題は確認されなかった。

当該新規食品には過塩素酸塩(perchlorate)が含まれるものの、食事由来の背景曝露量を考慮した場合、各年齢層における過塩素酸塩の総曝露量はEFSAが定めた耐容一日摂取量(TDI)を下回っている。

S‑アセチルグルタチオンは栄養補助食品および特殊医療用食品への使用が提案されており、最大摂取量は300 mg/日。対象集団は一般人だが、10歳未満、妊婦および授乳婦は除外される。

また、ヒトにおける経口グルタチオンの臨床データも、成人における当該新規食品の使用の安全性を裏付けている。

EFSA専門家パネルは、提案された使用条件下においてS‑アセチルグルタチオンは新規食品として安全であると判断した。

  • 成人:最大 300 mg/日(妊婦・授乳婦を除く)
  • 10歳以上14歳未満の青少年:最大 190 mg/日
  • 14歳以上18歳未満の青少年:最大 269 mg/日

 

2025年2月より、すべての新規食品(Novel Food)申請は新たな申請ルールおよび審査基準に従う必要がある。CIRSは、申請企業が最新の政策動向に注視すべきだと、アドバイスする。

お問い合わせ:service@cirs-group.com

EFSA原文