2026年8月10日、米国保健福祉省(HHS)および食品医薬品局(FDA)はGRAS規則案を正式に発表、8月11日付で連邦官報(Federal Register)に掲載される予定です。当初予定されていた2026年12月の公表より約4か月前倒しとなりました。

本規則案の核心はSelf GRAS(自己認定GRAS)を廃止し、企業によるGRAS通報を義務化することです。今回のGRAS規則案は第一段階に過ぎず、CIRSがFDA GRAS規則案の施行までの想定タイムラインを整理しております。
1 | 規則案の公表 | 2026.08.10~11 |
HHS/FDAが8月10日に公表、8月11日付で連邦官報(Doc.2026-16296)に掲載。パブリックコメント開始。 | ||
2 | パブリックコメント期間 | 2026.08.11~12.09(計120日間) |
連邦官報掲載日を起算日とする。意見はregulations.govより提出可能。 | ||
3 | FDAによる審査・対応 | 見込み:12~24か月 |
FDAが寄せられた意見を検討し、規則文を修正。同種の複雑な規則の過去事例を踏まえ、通常1–2年を要する。 | ||
4 | 最終規則の発表 | 見込み:2028年末~2029年 |
一部法律専門機関の予測では、司法的な異議申立ての可能性を考慮し、最終規則は早くとも2028年末~2029年に公表される見通し。 | ||
5 | 規則発効 | 最終規則発表の60日後 |
規則案にて提案されている発効スケジュール。 | ||
6 | コンプライアンス移行期間 | 発効後18か月 |
規則案では18か月の移行期間を設け、期間終了後はGRAS強制通報の要件を完全に遵守する必要がある。 | ||
7 | 簡易提出ウィンドウ | 発効後1年以内 |
規則案の提案:上市済み物質については、この期間内に簡易情報(Subpart F)を提出することで、正式なGRAS通報に代えることが可能。 | ||
CIRS米国子会社はバージニア州に拠点を構え、専任の米国食品法規専門家を擁しています。FDA GRAS、NDI、CAP、Animal food GRAS、FDA Animal Food Ingredient Consultation、AAFCO SRISなどのコンプライアンスサービスを提供いたします。日本・米国連携体制により、日本側プロジェクトマネージャーが窓口となり、米国側技術チームが実行するため、時差の調整が容易で迅速かつ円滑なコミュニケーションが可能です。
CIRSは15年以上の食品コンプライアンス実績を有し、母乳オリゴ糖(2’-FL、LNnT、LNTなど)、ステビオ配糖体、イノシトール、ブラジル甘味タンパク質、リコピン、酵素変換ステビオ配糖体RebM2、D-アロース、ゼアキサンチン、PQQなど多数のFDA GRAS成功事例を保有しています。
GRAS規則案のパブリックコメント期間中、CIRSは企業様向けに下記支援を実施可能です。
- GRAS通報資料のギャップ分析
- 科学専門家によるGRAS根拠となる安全性データの質・量評価
- 自発GRAS通報を現時点で実施する戦略的メリットの評価
- 規則案・議会立法の継続的動向追跡
