日用品・化粧品
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2026年2月11日、欧州連合(EU)は、洗剤および界面活性剤に関する新規則 (EU) 2026/405 を正式に公布しました。本規則は、約20年にわたり施行されてきた旧規則 (EC) No 648/2004 を全面的に置き換えるものです。新規則では、界面活性剤の生分解性に関する最低要件の策定、自動食器洗い機用洗剤におけるリン酸塩およびその他のリン化合物の含有量制限、デジタル製品パスポート (Digital Product Passport, DPP) の導入、ならびに感作性香料に関する規定を含む新しいラベル表示ルールの確立が行われました。EUへ洗剤や界面活性剤を輸出する企業は、本規則への対応が不可欠となります。
化粧品業界において、INCI名称とCAS番号は新原料の「出生証明番号」と見なされています。これらの番号は原料の身分証明であるだけでなく、グローバル市場における識別やコミュニケーションを円滑にする役割を果たします。本記事では、INCI名称とCAS番号の定義、申請フロー、および国際市場における活用について解説し、化粧品企業がこれらの番号の重要性をより深く理解できるようサポートします。
2026年3月2日、ベトナム保健省医薬品局は世界貿易機関(WTO)に対し、G/TBT/N/VNM/393号通報を提出し、「化粧品管理政令案」の改訂を公表しました。現在、本政令案は意見公募を実施中で、施行予定日は2026年7月1日、意見募集の締め切りは2026年5月1日となっています。
2026年2月10日、欧州連合消費者安全科学委員会(SCCS)は、染毛剤成分であるBasic Brown 16 (C009)(CAS番号:26381-41-9)およびBasic Blue 99 (C059)(CAS番号:68123-13-7)に関する最終的な科学的意見(SCCS/1684/25、SCCS/1682/25)を公表しました。今回公表された最終意見は、2025年12月17日に公表された意見の初稿と一致しています。
2026年1月21日、ニュージーランド環境保護庁(EPA)は、化粧品の輸入および製造に関する最新の規制が2026年1月1日より正式に施行されたことを発表しました。ニュージーランドにおける化粧品には、石鹸、シャンプー、歯磨き粉、シェービング用品、デオドラント、香水、染毛剤、虫除け剤、日焼け止め、セルフタンニング製品、口紅、並びにファンデーションやアイシャドウなどのメイクアップ製品が含まれます。
2025年12月24日、タイ保健省は政府官報(Royal Thai Government Gazette)第142巻400D(56-58頁、76頁、80頁)にて通知を発令し、フッ化物化合物を含有する化粧品の警告表示およびフッ化物配合歯磨き剤の強制表示要件を改訂しました。本通知は、官報掲載日の翌日より正式に施行されます。なお、既存製品のラベル表示更新については、2年間の移行期間が設けられています。
2025年12月29日、米国食品医薬品局(FDA)は、2022年制定の「化粧品近代化規制法(MoCRA)」に基づき、化粧品における「ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(Per- and Polyfluoroalkyl Substances, PFAS)」の使用状況に関する評価報告書を公表しました。本報告書は、PFASの潜在的な安全リスクに関する既存の科学的根拠をレビューしたものです。
2025年12月8日、インドネシア食品医薬品監督庁(BPOM)は、2025年第627号決議を公布し、国境輸入許可(SKI Border)申請時に提出が求められる分析証明書における検査項目を明確化しました。本決議は2026年1月8日より正式に施行されます。
